ラーメン食い納めだ。
とうとう去年は、二郎を一度も食べられないでいた。
実は小金井のつけを狙っていたのだが、冬になってしまった。
二郎はハードルが高いのである。
ニンニクは必須なので、その後及び翌日の予定がフリーでなくてはならない。
行列できるほどの気力・体力が必要、つまり二日酔いでは無理。
あの量が入るコンディション。
ニンニクと二日酔いで、ほぼ無理というのが現状であった。
しかしこのまま食わずして終わっていいのか。
ダンナは仕事が休日に入った。
昨日は二日酔いで飲まなかったので、今日は元気だ。
31日までやっている働き者二郎は、ひばりのみである。
行列覚悟で行ったのであった。
オープンの10時半を狙ったが、すでに30人ほど並んでおり、70分待った。
待つのはいいのだが、寒かったEE:AEB64
換気扇の熱がありがたい。
ところで私は、非常に迷っていた。
麺を減らすべきかだが、前回の自分の記事を見ると、どえらい苦労して食べている。
なので今回は麺を少なめにしようと最終的にギリギリのところで決断したのだが、言い損ねた(笑)
「食券を出す時に言う」との事だったのだが、出す前に並んでる時点で「食券見せてください」と言われ、言い損なってしまったのだった。
ならば食っちゃるわEE:AE4E5辛いだけで、食べる事はできるのだ。
もしかしたらこれは、迷っていた私への神からの試練なのかもしれない。
受けてたつわEE:AE47B
「ラーメン」、ニンニクのみ。前回アブラに泣かされたので。
うほほっ、食べきれますかしらね、この量。てんこもり。
しかし一口食べてみると、ジワ~~ッと麻薬物質が脳内に広がっていき、ガシガシと喰らいついていた。
「二郎」、という味だ。
今年は二郎はこれが最初で最後になってしまったが、インスパイヤなら結構食べたのだ。
これは「二郎だ」という味である。
豚骨の荒々しい匂いと容赦のないアブラ、そしてその深み。
ニンニクが溶け込んでいく時の変化。
旨い。
日本酒の宣伝のように、毛筆体で大きく書きたい。
麺が少し細くなったか??
もっとゴワッとした麺だったような気がしたが、思ったよりもしなやかな麺だった。
この麺にスープが絡みつき、その強さを野菜で中和する。
キャベツ率が高いのが嬉しいEE:AEACD
この麺、スープ、野菜の一体感が素晴らしい。
豚は、脂の良く入ったホロホロのものと、脂の少ないパサッとしたものが2枚。
しかしどちらもとても柔らかく煮込まれているので美味。
簡単にほぐれるので、ほぐしてトッピング化して食べる。
ペロッと食っちまった。
美味しかった。
こうなると今度は、小金井に行きたくなる。
今年こそ、つけ麺を。
ぽ子評価です。5段階で、
麺:4
具:5
スープ:5
総評:5
「ラーメン」ニンニク