人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

本気出す

「私がウコンを飲んだ、という事は、本気出す、という事です。」

そういって始まった夜の宴である。

去年は(年が変わったというだけで、昨日を去年と言うのには抵抗あるが)娘ぶー子の彼氏リュウちゃんも交えて、4人の大晦日であった。

さぞかし賑やかになるかと思っていたが、なぜか気持ち悪くなってしまいあまり飲めず、1時を回った頃にひとりで寝てしまった。

何が悪かったのだろうか?

あまりに気持ち悪いので、食べたものが悪かったのかと思い返す。

いくらも飲んでいないのである。

よりによって1年のシメにこんな。

実はダンナに隠れて私とぶー子だけ、生ガキを食べた。

しかし、ぶー子はピンピンしている。

私だけ食べたものはあるか?

・・・あるな。

実は牛のタタキを作ったのだが、あまりにも生だったので、みんなに出す前に試し食いをしたのだ。

生過ぎたか。

とは言っても、時間的にはそこそこ焼いたつもりだが。

分からない。

分からないが、少なくともリュウちゃんには出せない。

そんな事を考えつつ、眠りに落ちていった。

気がついたらダンナの寝室で寝ていた。

リビングの隣なので、寝やすいのである。

しかし真っ暗。

和室。

和室、真っ暗。

私は、さっき見たテレビの心霊現象を思い出す。

2時から5時がヤバいんだよね、確かぶー子はそう言った。

寝てしまおう。

しかし、暗すぎて怖い。

枕元に小さな照明があったので、それをつける。

と同時に、こっちを向いた隣の時計が見えてしまった。

4時。EE:AEB64

もうダメだ、もう眠れない、自分の寝室に移りたい。

しかし腕の中にはえうEE:AEAA6が・・・。

怖くない、怖くない、と不自然な呪文を唱えながら、気がついたら寝ていた。

ハッピー・ニューイヤー。

新年からアクセスありがとうございます。

皆様にも良い年でありますようにEE:AEB86