人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

その全貌が、今明かされる!!

ハイハイ、またバケちゃんの話ですよ~~EE:AEB64

昨日は多くの方にアドバイスを頂き大変タメになりましたが、私の書き方が断片的であいまいな部分が多かったように思うので、こんな事になったなりゆきと現状をまとめてみたいと思ったわけであります。

まず結論から言うと、私の身の上に起こった現象は全て「原因は他にある」可能性が多大にある。

なのでこれは気の持ちようが大きく作用しているように思うのだが、それが上手くできないためにドツボにハマッているのが現状かと思われる。

とは言え、霊現象ではないと言い切れる材料もないので、私はこの状態から抜け出せないのである。

そもそも我が家の寝室では、ピシッパシッと、時にはバリバリという音が良く鳴るので気にはなっていた。

大きい時は結構大きな音で、それも頭の上に集中していたので嫌な感じであった。

気づいたのは夜だが、昼に関しては良く分からない。

私は昼になると良く眠るし(笑)、音に気付く間がないのである。

しかしこの段階ではまだ気にしないようにすることはできた。

一度認めてしまえば、毎晩怖くなることは予想できたからである。

次には肩こりが始まった。

私はそもそもあまり肩こりとは縁がなかったのだが、理由が分からず不思議ではあった。

それでもまぁ肉体的なことなのだ、体の使い方ひとつで肩こりにもなるだろうとこれもあまり気にはしなかった。

それと、寝つきの悪さ。

これはもう長い歴史があるので、原因は生活環境か精神的なものだと考えていた。

ただ、電気をつけて寝ることでかなり改善されていたのだ。

なので今回の不眠は本当に悔しい。

ちなみに電気をつけて寝る理由は、霊的なものとは関係ない。

「寝なくてはいけない」というプレッシャーを軽くするために、「まだ起きていていいんだよ」と自分を騙すためである。

ここへ、娘ぶー子が霊感の強い先輩から「ウチにいる」と言われた話をされるのである。

これらの曖昧だった嫌な症状や現象は、一気に霊の仕業では!?となってしまうのだ。

ちなみにその先輩はそういったことを感じる能力があるらしく、「あの人に家には、いる」「その部屋にいる」という事を良く教えてくれるそうだ。

真偽の程には後に触れたい。

かくして私の、霊との、もしくは自分との戦いが始まるのである。

できることは、できるだけやった。

部屋を片付ける。

人形、ぬいぐるみ、石の類は部屋から出した。

緑を置いて、窓を少し開ける。

パンパン手を叩き、「出て行け!」と念じる。

不思議な事にこれで肩こりはなくなった。霊的なものに作用したのか、私の気の持ちように作用したのかは分からないが(笑)

怖い怖いも慣れるようで、夜中に目が覚めても以前ほど恐怖心は感じないようになった。

これならまたちゃんと眠れる日が来るかも、と希望が見えてきたところに、また例の先輩である。

「今度はちゃんと見てもらった。」というその方法は、手を握ると家の間取りが見えるらしく、その中を彼が歩くというやり方らしい。

それによると「強いのがぶー子の部屋にいる」らしく、その辺は詳しく聞いてきたようで、さすがのぶー子も怖いと言って部屋に入れなくなった。

そして、「寝室じゃないから」と言って私を安心させたが、彼女はその後に「下の部屋は絶対大丈夫だから。」と言ったのだ。

寝室は「絶対大丈夫」とは言わなかった。

すかさず私はそこを突っ込んだが、一瞬変な顔をしてから「ウン、まぁだから寝室じゃないから」とごまかすように返してきた。

これにより、せっかく慣れつつあった夜の時間も、再びスタート時点に戻されてしまったのである。

肩こりはすぐになくなったからもう問題ではないが、深刻なのは眠れないという事である。

必ず深夜に目が覚めて、夜が明けるまで全く眠れないのだ。

目が覚めた時間は怖くて確かめられないのだが、夜明けまでの感覚で、毎夜似たような時間帯だと思っている。

目が覚める、気にしないようにする、気になる、眠れない、新聞屋、カラス、夜明け、この繰り返しだ。

しかし思うに、やはり私の緊張が大きい原因になっている気がする。

ピシッと鳴ったら怖い(そしてそれは鳴る)、また眠れないのか、夜明けはまだか、そんな事ばかり考えてしまい、眠れなくなるのである。

音楽をかけて寝ることも考えている。

霊は音に弱いと聞いたし、ピシパシいう音も消せるかもしれない。

しかし今あるコンポやラジカセ類は、みんなCDを聴く機能に支障をきたしているのだ。

騙し騙し聴く事はできると思うが、曲の途中で止まったりしたら、もの凄く怖くなりそうな気がする。

ああ、やる前からこんなマイナス思考だからいかんのだろうが、もう怖い思いはしたくないのである。

もし例の先輩の話がアテになれなければ、かなり救いになるはずだ。

そこで私はぶー子に、彼が正確に我が家の間取りを言い当てたかどうかを聞いてみた。

それが「良く分からない」と言う。

良くわからない理由が良く分からないが、彼が見たのは「モノクロ」というこれまでにないケースだったようで、聞けば間取りも間違っている。

しかしそれは、以前住んでいた家の間取りのようでもあるらしいのだ。

まぁ聞いてみればなんとも曖昧で信憑性には欠けることが分かったが、どれほど安心度が上がっても、ほんの数%の「もしも」があれば、それが残る限りビビッて眠れないのが私なのである。

そうなるともう原因はハッキリしているではないか。

「自分」である。

しかし少ないバケちゃんの可能性に怯えて、今夜も眠れないのだろう。