飲んで野球を観て帰りの電車で眠り、新秋津の駅に着いたら腹が減っていた。
こういう時はやはりラーメンが食べたくなる。
・・・と言うことで、駅前の花月へ。
最近できたという新秋津店は初めてである。
限定以外だと食べるものは決まっている。
いつもの「ニンニクげんこつラーメン」だ。
ただし、今回は酔ってない(笑)
冷静・公平な感想を言う事ができるだろう。
ウン、やはり印象は全然いつもと違う。
「アブラっぺ~~!!」というのが正直な感想だが、決して悪くはない。
ただしそれは私がそういうのが好きだからであり、コッテリが苦手な人にはかなりキツいアブラっぷりだと思われる。
これを「ウマイウマイEE:AE595」と飲んだ後には平らげるのかと思うと、色んな意味で恐ろしい(笑)
タップリの背脂に透明な油の層。
醤油の強さと脂のまろやかさが、絶妙なバランスを保っている。
「ニンニクげんこつ」との事だが、それほどニンニクは強くない。
程よい風味である。
このヘビーなスープに、硬めで頼んだ麺がとても合う。
一見何の変哲もない麺だが、硬めで頼むと素晴らしい弾力が強調され、何とも言えない歯ごたえになるのだ。
細麺の部類に入るだろうが、強いスープに負けてはいない。
トッピングにはこれと言って特筆すべきものはないが、どれも相性が良いのでハズせないアイテムばかりだ。
歯ごたえのあるメンマ、スープに爽やかさを添えるネギ、のりがテイストを変え、あっさりと味付けのない固ゆで卵。
チャーシューは脂の乗った柔らかいものだが、スープがヘビーなのでちょっと脂がキツいかも。
味付けが薄いので、余計に脂っぽさが際立ってしまうのだ。
そしてここに、まず黒こしょうをかける。
ピリッとした刺激と香りが、ノッタリと重いスープを生き返らせる。
そして激辛の壷ニラ。
これは相性抜群なので、辛いのが平気ならぜひ入れるべきだ。
この刺激でスープの印象がまたガラッと変わり、ついつい飲み干してしまいそうに。
美味しかった。
とても良かったが、やっぱりしこたま飲んだ後の方がもっと美味しく感じるような気がする(笑)
次の限定を楽しみにしている。
ぽ子評価です。5段階で、
麺:5
具:3
スープ:4
総評:卓上アイテム込みで5かな??
「ニンニクげんこつラーメン」 麺硬め