人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

三番目に大事なもの

個人的なことでブログを使いたくないと思ってきたが、今回だけちょっと許して欲しい。

忌野清志郎が亡くなったというニュースを今見て、大変ショックを受けている。

喉頭ガンになった話は聞いていたが、克服したと思っていたのだが。

RCサクセションとの出会いは中2であった。

これも遅い出会いでリアルタイムではなかったが、その後しばらくはリアルタイムに追っていた時期があった。

私が初めて聴いたアルバムは、たまたまちょっとひねくれたもので「ハードフォーク・サクセション」だった。

まだベースもウッドベースだった時代である。

私は70年代のフォークがかなり苦手であるが、このアルバムは「ハードフォーク」という名に恥じぬ、インパクトの強い曲ばかりであった。

世の中を斜めに見て、辛口の歌詞を並べ立ててシャウトしていた清志郎。

当時私の生活はかなりささくれ立っていたが、ハードロックやヘヴィメタルを聴きながら、同じようなポジションでRCも聴いていたのだ。

彼らの言葉が、ジンワリと私の心に浸透していった。

清志郎の搾り出すようなヴォーカル。

1曲を選ぶのはとても無理だ。

これは清志郎最高の1曲ではない。

最高の中の1曲である。

個人的に好きな曲の中のほんの1曲だ。

あえて、初めて聴いたアルバムの中から。

三番目に大事なもの