個人的なことでブログを使いたくないと思ってきたが、今回だけちょっと許して欲しい。
忌野清志郎が亡くなったというニュースを今見て、大変ショックを受けている。
喉頭ガンになった話は聞いていたが、克服したと思っていたのだが。
RCサクセションとの出会いは中2であった。
これも遅い出会いでリアルタイムではなかったが、その後しばらくはリアルタイムに追っていた時期があった。
私が初めて聴いたアルバムは、たまたまちょっとひねくれたもので「ハードフォーク・サクセション」だった。
まだベースもウッドベースだった時代である。
私は70年代のフォークがかなり苦手であるが、このアルバムは「ハードフォーク」という名に恥じぬ、インパクトの強い曲ばかりであった。
世の中を斜めに見て、辛口の歌詞を並べ立ててシャウトしていた清志郎。
当時私の生活はかなりささくれ立っていたが、ハードロックやヘヴィメタルを聴きながら、同じようなポジションでRCも聴いていたのだ。
彼らの言葉が、ジンワリと私の心に浸透していった。
清志郎の搾り出すようなヴォーカル。
1曲を選ぶのはとても無理だ。
これは清志郎最高の1曲ではない。
最高の中の1曲である。
個人的に好きな曲の中のほんの1曲だ。
あえて、初めて聴いたアルバムの中から。
三番目に大事なもの