いよいよツェッペリン登場と。
本当は他の曲が良かったのだが、まずはツェッペリンらしい曲から。
この曲は、1969年にリリースされたセカントアルバム「レッドツェッペリンⅡ」に収録された曲である。
私は「天国への階段」の収録されている「Ⅳ」から入ったクチだが、次に聴いたのがこの「Ⅱ」であった。
当時中2の私にはガチャガチャとうるさいだけで、最初はあまり好きになれなかったのだが、せっかく兄が録ってくれたので無理に繰り返し聴いていた。
しかし、耳慣れてくればすぐに虜になり、今では一番好きなアルバムである。
ところで、1969年に中2だったのではないので、念のため(汗)
飾り気のないブルージーな曲である。
乱暴な演奏のように聴こえるが、それがまた無骨な感じを出していてイイ。
ダンナと音楽の話をしたときに「奇跡のバンド」と称えたが、それぞれのパートが主張しつつもきちんとまとまっている。
ボーカル・天才、ギター・天才、ベース・天才、ドラム・天才の集まった奇跡なのだ。
それぞれのパートだけ聴いても充分楽しめるところがすごいと思う。
同じパターンは二度ないんじゃないかと思うような演奏にグイグイ惹き込まれる。
途中のギターとボーカルの掛け合い、その後アップテンポに暴れ出すあたりは最高だ。
そして潔い終わりっぷり。
見事だ。
例によって動画はない。
しかしコピーやカバーばかりで、これでも探し出すのに苦労した。
画的には面白くないが、曲はカッコいいので聴いて欲しい。
「The Lemon Song」 Led Zeppelin