1:「あまりゴテゴテ言うな。いちいち細かい事にウルサイ。」
2:「いつまでもクドクドネチネチ説教するな。グチグチと長すぎる。」
3:「『やれ』『やれ』としつこく言われると、やりたくなくなる。」
「こんな親が問題児をつくる」と言う本である。
ぽ子は少年犯罪や非行に関する本が好きでよく読むが、この本のなかで非行少年がカウンセラーに母親の事をこう話しているのだ。
まるで私だ(笑)
その時娘ぶー子は電車の中で私の向かいに立ち、DSの「えいご漬け」をやっていた。
昨日と今朝、『やれやれやれやれ!!』と他の問題集とセットにしてクドクド細かくうるさく言ったばかりである。
ぽ子、問題児を作っている。
わかりましたよ、もう言いませんよ(泣)
私にとっては、言うより言わない方が断然難しいのだ。
「北風と太陽」という童話があるが、ぽ子は北風である。
しかしそこまで分かっていて、自分に生かせないのもぽ子である。
今、暖かい太陽になるべき時期が来た。
そしてみんなをガンガン脱がすので、乞うご期待だ。
今日もまた吉祥寺だ。
昨日、半額の飲み屋に入ってしまったために食べ損ねたカレーを食べに行く。
ぶー子には「勉強しろ勉強しろ勉強しろ!!吉祥寺。」である。
で、混乱したぶー子は車内で「えいご漬け」をやっていたのだ。
しかしカレーよりも「中本」の激辛ラーメンを食べたいと言うので、中本を昼ご飯にしてカレーをおやつにする事にした。
中本で調子に乗って汁まで飲んだのがたたり、店を出てしばらくすると胃がヒリヒリと痛み出した。
今日もまたヴィレッジヴァンガードに行ったのだが、そこからパルコを出ようとエスカレーターに乗ったあたりから、激しく痛み出した。
「なんでそんな弱いかね。賞味期限の切れたものは全然平気なくせに。」冷たいものだ。
背中を伸ばせない。
歩けない。
痛い~~!!
で、ひとりマンガ喫茶で休む事になった。
カルピスを飲み、心霊スポットの雑誌を読み、寝る。
その気になればマンガは腐るほどあるし、雑誌だって写真集だって話題の本だってゲームだってDVDだってパソコンだってダーツだってビリヤードだってシャワーだってあるのだ。
私の夢はここで1泊することだ。
実際に何度か泊まった事はあるが、毎度酔っ払っていて、寝ただけで終わっている。
いつか見てろよ。
マン喫を出たらカレーである。
我ながら懲りないが、これが食べたくて二日連チャンで出てきたのだ。
逃すか!!
腹一杯だ。
帰りの電車の駆け込み乗車で胃がシェイクされてまた痛み出したが、優先席に座ってやり過ごした。
家に着いたら今度は酒だが、ダンナがシャワーを浴びている間に、ソファにほったらかされていた大学の赤本を手にとってみた。
国語は母国語である。
いくら頭が悪いと言っても特別な技術はいらないんじゃないか。
私は面白半分に解いてみることにした。
シャワーから出てきたダンナにもやってもらい、後はぶー子にやらせたら答え合わせをする。
果たして誰が一番点を取れるのか。
ところで9割以上正解したら、二千円のワインを買ってくれるそうだ。
もしかしたらそれ、飲めるんじゃないかと思っているぽ子である。
結果はまた。