「カレー、食いて~~~・・・。」
昼前になると、ダンナが呪文のように繰り返した。
「シャンティ?」
「プーさん??」
違う。
「食い放題。」
二日酔い気味だったが、カレーなら汁っぽいので吸収できそうだ。
うん、ハラ減った。
行こう、ディヤダハラ。
東久留米の駅の近くだ。
隣の定食屋「大連」も気になるが、もうカレーっ腹だ。
迷わず店に入る。
「ニカイヘドゾ~。」
あちらの国の方だ。
日本人の店員は見たことがない。
ところで、物価が上がったので、店のメニューも値上がりしていた。
確か950円ぐらいだったのが、1100円にになっていた。
まぁこんなご時勢だ、仕方あるまい。
それにしてもいつ来ても空いている。
飾り気のない地味な店だが、安いし本場のカレーが腹いっぱい食べれるので気に入っている。
つぶれては困るので、頑張ってもらいたい。
カレーは4種。
ほうれん草とチキンのカレー。
じゃがいもと卵のカレー。
豆のカレー。
ナスのカレー。
白いライスにサフランライス。
ナンにチャパティ??パリッとしたせんべいみたいなの。
まずはサフランライスで食べる。
カレーはどれもおいしい。
それぞれ全く違ったタイプの味なので、楽しめる。
一番美味しかったのがほうれん草とチキン。
バリッとしっかり辛いが、スパイスが複雑に絡み合い、深みのある味だ。
ほうれん草の味はよく分からなかったが、チキンは脂っこくないアッサリしたものだった。
ナスのカレーはまろやかな味。
なすが柔らかくとろけていて、クリーミーで優しい味だった。
豆は、実はあまり豆が好きじゃないのでちょっとしか食べてないが、そこそこ辛く、それを豆の風味が和らげて、バランスのとれた味になっている。
豆はしっかり歯ごたえがあり、食感がおもしろかった。
じゃがいもと卵のカレー、全然辛くない。
ジャガイモがまろやかなスープと良く合っておいしかった。
どれもとてもおいしかった。
ナンが焼けるとテーブルまで持ってきてくれた。
ほのかに甘みがあり、焼きたてはおいしい。
ただちょっと薄いかな?
サラダもある。
キャベツの千切り、レタス、タマネギスライスの・・・何なんだろう??何かすご~~~く辛いドレッシングで和えたもの。
デザートとしてはミルクゼリー。
寒天で固めただけっぽいヴィジュアルに引いてしまい、食べてない。
飲み物は、オレンジジュース、アイスコーヒー、ホットコーヒー、アイスティー、アイスコーヒー。
この値段でここまで食べられれば満足だ。
ぽ子評価です。5段階で、
味:本場の味だ。行ったことないが。「4」。
値段:値上がりしたが、まぁ安い域だろう。「4」。
量:カレーバイキングにしては色々あるほうだと思う。
「4」。
総評:「4」。
もっと写真は撮ってあったが、皿がどんどん汚れて見苦しいので、最初の1枚だけにしておきます。