人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

RBウォーキング

またしても新宿のPOPEYEにて。

移転しても結局ここに来てしまうぽ子一家であった。

朝。

起きてたんだぞ。

ダンナは私を「起こしに」来たんだろうけど、寝てるように見えただろうが、起きてたんだぞ。

目をつぶって寝息が立ってたからって、ぽ子は断然起きていたのだ。

返事をしなくても、しぶしぶ目を開けたとしても、本当に起きてたんだって。

・・・信じないだろうなぁ。

さて、本日はGWのメインイベントとも言える、「RBウォーキング」の日だ。

だからダンナは朝早くに容赦なく起こしにきたのだが、娘ぶー子はぶっちゃけ諦めていた。

朝起きる段階になって「やっぱいい、待ってる。」という事が多々あるからだ。

しかし彼女も起きてきた。

彼女をここまで動かしたのは「台場」である。

そう、今日のイベントは、「レインボーブリッジウォーキング」なのだ。

台場>ウォーキング、と、台場の魅力が徒歩の辛さに勝ったという事だ。

そうなのだ、ぶー子。

台場で何かを手に入れたくば、レインボーブリッジを歩くのだ。

松屋で朝定食を食べて、電車に乗り込む。

超混みのゆりかもめで、新橋から3つめの「芝浦埠頭」で降りる。

こんなところで降りる人などいないから、混み合った電車から出るのに苦労した。

残念なことに、曇りである。

エレベーターで橋まで上がると、強い風が吹いていた。

すぐ横が高速状態の道路になっていて、車がビュンビュンすれ違う。

「これなら大声で歌っても、聞こえないぞ。」と歌を歌うことにした。

おもむろに歌いだしたその歌は、奇遇にも私もぶー子も「大地讃頌」であった。

大地を称えながら、レインボーブリッジを進む。

上は首都高だ。

横には絶え間なく車が走り、どうもちょっと想像していたのと違う。

歩ききって振り向くと、美しく弧を描いたレインボーブリッジが見えたが、あれを歩いてきたとは思えない。

なんでそんな気持ちにさせるのだ、港区よ。

「腹が減った。」

何をやっても腹が減る、しょうもない家族である。

DECKSでターキーバーガーを食べる。

「カモ肉、おいしかった??」食べ終わったぶー子が、ニコニコと聞いてきた。

「は??何の肉ですか!?」

「カモちゃん♪」

ぶー子はつい昨日テレビで「カワイイ~~~♪♪」と言っていたアレを食べているつもりだったのか。

恐ろしいやつだ。

それにしても予想はしていたが、台場、超混みである。

しばらくはブラブラと店を見て歩いていたが、みんなの顔がゲンナリしてきた。

実は私は意外とこういうのは平気なのだが、目に見えてテンションが下がってきたので、新宿に戻ることにした。

・・・で、POPEYEという訳だ。

悲しい事に、せっかくマンガ喫茶に入っても、先のブログ更新が心配でついパソコンに向かってしまう。

なんかキーボードがベタベタしているし、非常に損している気分だ。

ところで今回はフラットシートに3人で入った。

以前ペアシートに入った時、狭くて快適さに欠けたので、あれ以来入っていなかったが、ここは広くて快適であった。

その証拠に、後から隣に入ってきた外人さんの

「グレイト!!」

「エクセレント!!」

「リラックスがなんとか!!」

という声が、筒抜けであった。

今日もまた電車の中で「DS英語漬け」をやってきた私は、なまじっか聞きやすい彼らの英語が気になって仕方なく、なかなかこちらのブログ更新作業に集中できないでいる。

しかしずっと喋っているが、この場所を何と心得る??

私に負けず劣らず、マン喫っぷりを生かしていないフォリナーである。

この後は食い放題に行く予定だが、ゴールデンウィークである。

行列に恐れをなして、結局散々歩き回って終わる予感だ。