「お?」
朝起きてみたら、鼻が通っていた。
もう忘れかけていたぐらいの通気だ。
今日は雨である。それでだろうか。
これはッ。
私はパソコンの前にすっ飛んでいく。
ラーメン屋の検索だ。
この時期こんなに鼻が通っているなんて、このチャンス生かさずどうする、このラヲタめが!!
後を追うように起きてきたダンナは、ひと通り朝の支度を済ますとソファに座り、「たいくつだなぁ・・・。」と言った。
どうやらダンナには特に予定がない事を悟ると、「ラーメン食べたい。」と伝える。
普通「食べたい」というのは希望を伝える言葉であるが、この場合もう決定事項に等しい。
雨なのでウォーキングはナシだ。
車で三鷹まで行き、ラーメンを食べて帰ると、もう眠くなっていた。
鼻は塞がりかけていたが、寝る事にした。
口を開けて寝ていた。
寝苦しく何度も目が覚めたが、起きているよりはましだ。眠いのだ。
そして夜になり飲み始めたので、鼻はまた完全に塞がった。
シンデレラの魔法の時間は終わったのだ。
しかしその魔法の下で、私はラーメンを食べて昼寝をした。有意義に使ったと思っている。
鼻鼻鼻と鼻のことばかりで申し訳ない。
今の私は、鼻の奴隷である。
鼻の天下である。
鼻パンパンなので、今日はこれまで。
また明日。