平太周を初めて食べた時は結構衝撃的だった気がする。
随分前の事なので記憶が曖昧だが、いい意味での衝撃だったはずだ。
場所が遠くて家からアクセスが悪いため、その後行ってはいない。
そのうち「味庵」というさらにアレをパワーアップさせた店が大崎に出来た事を知り早速食べに行ったが、
あの時は期待ほどではなかった、とガッカリして帰って来た覚えがある。
しかし、だ。
あれから時が流れ、いまだに味庵のラーメンの写真をそこここで目にするが、どうもおいしそうなのである。
悪い記憶は薄らいだ。
写真はうまそうだ。
食べたくなってきたぞ。
確か平太周もそうだったと思うが、タレ(?)が沈んでいるからスープをよく混ぜないといけないのだ。
もしかしたらそれをしなかったのかもしれない。
もう1回行こう!
昼のピークを過ぎていて、店はそこそこ空いていた。
いわゆるノーマルの「ラーメン」と、「さらに背脂アップ!!ニンニクたっぷり!!」の「特製ラーメン」とで迷ってしまった。
この頃あまりにトゥーマッチな背脂だと途中でくじけそうになるのだ。
写真を見る限り「ラーメン」でも充分な背脂だ。これにする。
ところが食券を渡してから店内のメニューを見ると、「ラーメン」の横には「背脂控えめ」のような事が書いてある。ちょい待ち~~!!
背脂、ニンニク、味の濃さのリクエストができるようなので、後から脂増しにしてもらう。
出てきたラーメンは、白い背脂が丼のフチにまでビッシリ降り積もっていた。ヨシヨシ。
ところがいざ飲んでみると、スープ自体は割りとサラッしていてあまりこってり感はない。
そして調味料の味が強く尖っていて、風味というか深みがあまり感じられない。
一口飲んでチェーン店の「花月」を激しく思い出した。
麺はプリプリでいてコシもあり、結構おいしい太麺だった。
それだけにスープの迫力が足りない感じだ。
具は見るからに乏しく、物足りない。チャーシューなど味は良かったが。
ちょっと想像と違ったようだ・・・。
ダンナの「特製」だが、脂加減は普通の「ラーメン」の脂増しとさほど変わらない。
ただニンニクがかなり強烈に入っていた。
その分ますますスープのベースのインパクトが弱くなってしまっている感じだった。
ダンナはそんな事ない、「特製」の方は結構重くて脂も多かったと言ってますが・・・。
まぁ私が食べた「特製」はほんの数口なので、ダンナの方が正しいかもしれません。
ちょっと店員さんが元気がなく、暗~い雰囲気でした・・・。
ぽ子評価です。5段階で、
スープ:な訳で物足りなかった。「3」。
麺:しっかりした太麺。「5」。
具:地味・・・。「2」。
総評:これなら花月でいいや。「3」。
「特製」食べたかった。
「ラーメン」