人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

素でシーズンをやり過ごすのは無理だ。

かと言って薬がどれ程効いているのかは疑問だが、「薬を飲んだ。」と言うおまじないには一役買っている。

これまでは「普段飲む薬」と「症状がキツい時に飲む薬」の2段構えでやってきた。

普段がクラリチン、強いのがサクコルチンだったが、病院を変わったので

クラリチンレディタブとニポラジンになった。

しかし、強い方が「効かない」となると後がないのだ。

だから本当に辛い時だけ飲んでいたが、一度酷い症状になると元に戻すのが大変なのだ。

今は強い方のニポラジン1本でいっている。

ちゃんと確かめてないから確かじゃないが、このニポラジンは抗ヒスタミンタイプで、飲み始めて2週間ぐらい経たないと効き目が現れないとの話もあるのだ。

だったらとびとびの飲んでも意味がない・・・と、これ1本で行く事にした。

意外と良い感じだ。

それでも夜酒を飲むと、もう薬では抑えられなくなる。

かと言って酒を抑えるのも無理なので、鼻を詰まらせるだけ詰まらせて、寝る前に点鼻薬をさす。

プリビナ液・チバだ。

これは効く。即効性があり、必ず効く。

しかし後で知ったのだが、これは「血管収縮剤」かなんか言う、うまく使わないとかなりヤバイ薬であった。

2chで「余計ひどくなって手放せなくなった」と言う話がたくさん載っていて・・・ビビッた。

でもこれがないと眠れないのだ。

夜の1回に留めているが、不安だ・・・。

外出前には鼻のアナに「アルガード」を塗る。

ハッキリいって効き目はわからない。

例によっておまじないだ。

アルガードは別として、この方法で長いことやってきた。

鼻が垂れるのもいい。くしゃみもいい。

ただ「鼻が完全につまる」、これだけはどうしても我慢がならない。

こうなるとウツ状態になり、もう薬なんかじゃダメだ、今度こそ「減感作療法をやる。」と思う。

でもそんなにひどい症状はそうしょっちゅうはないから、いつも思い直すのだった。

1週間に注射を2回とか、それを何年も繰り返すのだ。

挙句、治る確率は70%前後とのこと。

でも治れば永久に花粉症とはおさらばだ。

シーズン初めは「もう絶対いやだ、減感作療法だ。」と思ったが、だんだん慣れるものだ。

もうちょっとこのまま頑張ってみる。