今日は早くから出かける予定だったので
早く寝て早く起きるつもりであった。
こう書けばそれが失敗したという事はもうわかって頂けるだろう。
昨日はおばけデーだったのだ。
残業になってアンガ藤井と山田くんと3人で仕事をしていたが、
「気配がした。」と言うのだ。
私は怖い話は苦手だが、ついつい聞いていまうというところがある。
後で必ず後悔するのでよせばいいのに、昨日もつい聞いてしまった。
山田くんは軽く霊感があると言い、見たことはないが気配は感じられると言う。
おととい藤井くんとふたりで残業してたら「感じた。」と言うのだ。
そして藤井くんもこれまで何度かそういった感じを経験したことがあると言った。
「ここの会社にはいるよ。」
怖がらせる訳でもなく、「そこの角曲がると犬がいるよ。」という感じにサラッと言った。
階段や踊り場のあたりは結構良く言われているポイントらしい。
へぇ、ふ~ん、と面白半分に聞いていたが、残業が終ったのは8時半。
もう2階には私達3人しかおらず、1階で残っていた人もさっき1人帰ったから残るは1人だ。
帰るためには誰もいない事務所に行って、噂の踊り場と階段を通って行かなくてはならない。
「・・・聞くんじゃなかった・・・。」
そう思ったのは帰る段階になってからだ。
今、仕事が忙しいのでこれからも残業は続くだろう。
さしあたって昨日は山田くんにタイムカードを押してもらい、一緒に下まで降りたが、
いつまでそんな事を続けられるだろう??
さて。
次は夜だ。
早く寝るつもりが先日載せた怖いサイトの続きが気になって仕方がなかったので
つい見てしまった。
「つい」。
もう「つい」はダメだ。
ここのサイトは2chのオカルト板の、あるスレッドのまとめなのだが、
肝試しにいった仲間が1人帰らないから助けて欲しいという書き込みから始まっている。
もの凄く長いのだが、私が読んでいたあたりは「この話は事実か」と話合っていたあたりなので平気だと思っていたのだ。
そこで事実かどうか確かめるためにはその場所に行くべきだとなり、何人かが落ち合う段取りもできたのだが、
ひとりが「俺はこんな感じの車だから。」と載せた写真に手が写っていたのだ。
ネタかもしれないが、本当のところはわからない、つまり事実かもしれないのだ。
ムッチャクチャ怖くなった。ひとりで起きて見ていたのだ。
このままでは寝れない・・・。
結局他のサイトをあちこちまわり、寝る時間がずいぶん遅くなってしまった。
ヤバい、うしみつ時だ。
ベッドに行ったらエルと遊んだ。
「アハハ。」と必要以上に笑い、盛り上げ、今日の怖いことなど忘れたフリをしてやっと寝た。
あぁでも続きが気になる。
今日も読んじゃうんだろうなぁ。