ますます思い出せなくなってきた。
今日は何をしたっけ?
まぁどうせ大したことをしてないんだろう。
今日はあまりに眠かったので、9時までちょこちょこ寝た。
何だかバツが悪かったので、ゲームはやらなかった。
昨日に引き続き、洗濯をした。このままでは娘ぶー子のシーツがないのだ。
洗濯さえなければ、ずっと寝ていたかもしれない。
エル次第だが。
エルで思い出したが、寝室のエアコンは病気のエルのためにつけっぱなしにしているが、
夜中に暑くて目が覚める。
一応この常夏状態に対応できるようにTシャツで寝てはいるが、それでも暑いのだ。
できるだけ動きたくないので、お腹を出してみたり、パジャマの裾を太ももまでまくってみたりするが、結局眠れないので設定温度を少し下げる事になる。
すると今度は朝方寒くて目が覚める。
ベッドでこれだけ寒いのだから、もっと低い床のケージのエルはさぞかし寒いことだろう。
設定温度を上げる。
そこで恐れていたことがやはり起こってしまった。
リモコンの「ピ」という音に反応してエルが起きてしまったのだ。
起きたのは脳と体と「遊ぼう心」だ。
「ピエ~、ガシャーン!!」あぁ・・・始まってしまった。
ところでどうやら羊鳴きの「メエェ」は卒業したようだ。
エルが私の存在に気付かぬように、ゆっくり壁際に寄って布団をかぶり息を殺したが
一向に鳴き止む気配はない。
くそ~、5分の我慢だ。これまでの経験では、それほどいつまでも鳴くことはないはずだ。
ところがとたんに今度はテレビのスイッチが入ってニュースが始まった。
目覚ましにしていたタイマーでついたのだ。
「ほら、だから起きろったら!!」と言わんばかりに、ますます強く鳴くエル。
観念して私も起きたのであった。
エアコンのリモコンを鳴らさないようにしなければ、毎朝これを繰り返しそうな気がする。
もう起きる時間だからちょうどいいとは思わないぽ子であった。
仕事に行った。
それほど忙しくもないのだが、最後に品物をダンボールにつめて出荷するなどの地味な仕事が私の領域になりつつある。
時間で上がりたいのだが、私以外のパートは皆、もっと早い時間に帰ってしまっていないのだ。
ここで私が帰ると、アンガ藤井1人が残りの仕事をやる事になってしまう。
そんなんで帰りにくく最後までつき合ってるうちに、残業が当たり前になってしまった。
出荷する品物の最終チェックをする。
あれ?ここおかしいよ。藤井く~ん。
「ええっ?!これじゃ出せないよー。」
今からまともに直したら、1時間半はかかる。
そして、これは一度NGが出て修理した物だった。なぜその段階でこちらの不具合も言わなかったのだ。一目瞭然なのに。
「これを見逃した犯人探しをしてやる~~!!。」藤井くん呪いの言葉を呟いたが、
実は犯人は私であった。
私の字でしっかり「不良」と書いてあったのだ。
最初のNGに気を取られ、他に目が行かなかったのだろう。
ひゃ~、どうか犯人がわかりませんように。
仕事が終ってタイムカードを押したら「19:14」であった。
かぁ~~。あと1分、どこかでねばってくれば良かった。
買い物をして帰る。
家に着いたら寝室に直行して、エルのマッサージだ。
相当痛いらしく、ギャアッと鳴いて胸にしがみついてくる。
タレ目がますますタレ目で本当に哀れだ。
こんな事をする私を恨んでいるのではない。悲しんでいるのだ。
猫にも表情はある。
悲しませたまま終るのは嫌なので遊んでやる。
あっという間に時間が過ぎる。
「11時に寝室に行きエルと遊んでから11時半には寝る」これが理想だが、
もう11時20分である。
まだマッサージと薬が済んでないし、晩ご飯だって途中だ。
道着を着て四角い板に「オリャーッ!!」とやりたい気分だ。
マッサージ、行ってきます。