定期検査。
T4は5.47。前回とほとんど変わらず。基準値は超えているが、もうずっとこのあたりで安定している。この辺で限界なのかもしれない。
年齢を考えて投薬量は増やしたくないとの先生の意見には、私も賛成だ。
食欲増進剤をやめて「胃腸の調子を良くする薬」の方だけを飲んでいたが、これも今はもう飲んでいない。食欲や嘔吐に関しては、落ち着いた感じだ。まぁ相変わらず爆食でたまには吐く。それでも「甲状腺機能亢進症なりの爆食」であり、「良くある嘔吐」で、まぁこんなものかというところである。
しかし。
腎臓機能の数値、BUNが上がって来た。基準値は36までのところ36.9で微量ではあるが、20.8→33.1→36.9、とずっと上がっているのだ。
心音も少し気になるところがあるとのことで、できれば一度検査をしたいとのこと。ちょうどキャンペーンをやっていたので、来月ドック検査を受けることになった。
しかしだよ、これで腎臓病、心臓病との診断が下ったら、今度はその治療が加わることになる。
腎臓に関しては、老化現象のひとつだと私は考えている。
治る病気ではないので少しでも進行を遅らせる治療になるが、これまでどの子も積極的にはやってこなかったのだ。
それでもラッキーは18まで生きたし、大五郎の数値はそんなに悪くないところで上下している。
いや、もしかしたらちゃんと治療をしていればラッキーはもっと長生きしたかもしれないし、大五郎の寿命も縮めているのかもしれない。
それでもできるだけ平穏に過ごして欲しい、私はそう願っていた。
Q.O.Lとは一体何なんだろう?
病気の苦痛、治療の苦痛。そのバランス。
いずれにしろ、甲状腺機能亢進症の治療で定期検査は必須になっている。腎臓の結果もも一緒に出てくるのだ。経過は嫌でも分かる。治療はある程度甲状腺機能亢進症と一緒にできるのではないかと思う。
あとはその内容だ。
治療がエルの苦痛になるようだったら、その都度考えていこうと思う。
迷うよ。