人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

千切り地獄からの救済

今週のお題「買ってよかった2024」

 

人参とつきこんの炒めたのが食べたい、とダンナから言われていたのだ。

人参を細切りしたものとつきこんにゃくを醤油みりんあたりで炒めたもので、昔社食で食べたか何かだったと言っていたように思う。

人参の細切り。

あの硬い人参がゴロゴロ転がろうとするのを薄切りにし、それを今度は横に並べて細切りにしていく。

はっきり言うが、私は人参の細切り千切りは本当に苦手だ。人参に限らずだが、硬い分だけ人参への拒否感は大きい。

そこで「スライサーを買ってくれたら嫌と言うほど作ってみせる」と言ったところ、買ってもらうことができたのだ。

実はスライサーならすでに家にあったのだが、人参だと硬くて引っ掛かり、全然思うように切れなかったのだ。手を切りそうなこともあり、全然使わなくなってしまっていた。

なので今度買うなら、レバーをグルグル回すようなやつがいい。電動でも良かったが、セットの手間は少しでも少ない方がいい。丸洗いができるということもあり、選んだのはこれだ。

クレバースライサー。

千切り地獄から解放され、心底ハッピーだ。

毎日、そして永久に続く仕事なのである。少しでも快適であって欲しい。

とはいえ、組み立てる手間、洗う手間、しまうスペースの問題などを考えれば、人によってはデメリットのほうが大きくなるかもしれない。

また当たり前だが、千切り、細切りの太さは固定だし、人参の細切りなどは写真のように軽くカールしてしまう。

それでもだ。繰り返すが、千切り地獄から救われたという事実が私には大きいのである。ガラにもなくキャロットラペなど作るようになった。

 

ついでにもうひとつ。

海苔シュレッダー(笑)

本当に切るって作業がね、辛いのだ。

 

父の家で食事をした時のこと。

兄が刺身のツマに大根を切ってくれたのだ。それが美味しくて、刺身の箸休めになり、全部食べてしまった。

手で切る良さはある、というか何でも手で切った方がいいんだろうね本当は。

でも今年買ってよかった大賞は、このふたつだ(笑)