人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

九州へ・2024<軍艦島・上陸編>

いよいよ上陸。

見て回れる場所は決まっていて、島のごく一部に限られている。

それでもガイドを聞いて、当時を偲ぶには十分であった。

 

セレブ層の住宅。

バスなしトイレなし6畳一間の一般労働層に比べると、贅沢なつくりになっていた模様。

 

 

作業場だろうか。

こういう建物があちこちに残されている。

 

粉になってしまった石炭を集めるところ、と言っていたような??

 

右下に並んでいるアーチ型の柱は、ベルトコンベヤーの跡。

 

セレブ住宅を見上げる。

 

いかんせん島全体が廃墟なため、撮っても撮っても気が済まない(笑)

 

海側を振り返る。

 

何かの機械。

 

レンガの壁が、ヨーロッパの遺跡のようだ。

 

作業を終えて石炭で真っ黒になった作業員は、階段を下りてまずはお風呂に入るようになっていた。

 

お風呂場。

 

凄い崩壊ぶりだが、自然劣化でこうもなるのかと思っていたら、高波にさらわれていったようだ。

 

それにしても、だ。

 

人が住んでいる間はちゃんと建ってたのだ。放置されるというだけで、こうも劣化が進むのか。

 

向こう側が見える。

 

台風が来ると屋上でのんびり見物するぐらい、住民は慣れっこだったという。

 

ガイドさんなんかは時々奥に入ることがあるらしいが、ご覧の脆さなので、「自己責任で入る」と一筆書かされるとのことだ。

 

ガイドさんが見せているのは、建物内部にあった牢屋。

しかし島内は平和で犯罪はなく、一度も使われたことがないという。酔っ払いが時々入れられたらしいが(笑)

仕事は過酷だったが給料は良く、当時にして家庭のテレビの所有率がほぼ100%という「ユートピア」だったらしい。

 

 

おまけ。

酒盛りの跡と思われるが、竹の筒が謎だ。

   

釣り船が出ているようで、釣りをしている人がいるのに驚いた。そういう人は、自由に中に入れちゃうのかな??

 

長くなりましたが、お付き合いありがとうございました。

軍艦島は基本的にツアーで入るようだが、実は予約がいっぱいだったので諦めていたのだ。

ところが当日福岡に向かう新幹線の中で、キャンセルが出たのである。

こんなことともあるので、最後まで諦めないように!

また、フェリーの席が外になると物凄く寒いので、季節を選んだ方が良さそうだ。

逆に夏場は上陸後がキツそうである。

見学スポットに屋根があった時期もあったらしいが、風だか波だかに飛ばされてすぐなくなっちゃうとのことである(笑)

 

参考までに、私達がお世話になったツアー。

www.gunkanjima-concierge.com