何の予定もない日曜日だった。なので逆に有効に使うべき一日だったのだが、朝からラーメンを食べてアレルギーを発症、横になっているうちに寝てしまったのだ。
昼になるとダンナがまた「腹が減った」と、寝室にやって来る。確か朝もそんな感じでラーメン屋に向かったはずだった。そして帰りは「腹一杯。」カレーどころではないと言っていたように記憶しているが。
かくして私はラーメンを食べて横になっただけで、今度はカレー屋に向かうこととなった。
この遅い昼ご飯でまたしても満腹状態に。満腹の先にあるものは、睡魔である。
帰りの車で眠り、家に着いて眠り、やっと起きてこうしてパソコンに向かうも眠くて仕方がない。
6時頃にダンナが「飲むか」と唐突にひと言放ったが、正直眠いだけでその他の欲求が浮かんで来ない。
眠いまま買い出しに行き、「あそこに凄いもの売ってるよ。」と半額のオードブルに向かわせたが、結局ダンナも乗って来ず、今夜は飲まずに済みそうである。
実はこんなに眠くて満腹でかったるくて他の事は考えられなくても、飲もうと言われたら飲んでやってもいいぞ、ぐらいな気持ちになっていたから恐ろしい。
明日は朝からミッツの避妊手術で、病院に行かなくてはならないのだ。二日酔いなどしている場合じゃない。
それなのに、「飲むか」のひと言で色んなことがカチャカチャと切り替わって上書きされていくのである。っていうか、飲まないんかい、つまらん。
相変らず眠い。
もうとっとと寝てしまった方が良さそうな夜だった。