人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

I miss you.

早くフリードに慣れるよう、できるだけ運転するようにしている。

だいぶ慣れたと思う。

まぁ初心者ではない。もともと運転はしていたのだ。慣れだけの問題である。

しかし、慣れを実感するたび、寂しい気持ちになるのだ。

サーフの感覚を忘れていくということ。

多分もう、マニュアルに乗ることはないだろう。私はマニュアルの運転を忘れていくのだ。

時代はオートマだ。別に何も困ることはない。

それでも私の中で「マニュアル」というものには「サーフ」が含まれている。

思い出とかではない、もっと感覚的なもの。

オートマを運転して思ったのは、楽だが一体感のなさだ。ギアチェンジの判断は、車がする。

私の感覚だと、1速と2速が引っ張り過ぎじゃわい。

つくづくサーフは従順であった。

左手足の操作が無くなり、体半分を持っていかれたぐらいの寂しさがある。

 

多分これも、いずれ慣れるだろう。それはサーフを忘れるということだ。それがまた私を、悲しくさせる。

サーフとの最期の時をまだ、私は過ごしているのだ。

 

I miss you。