人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子54歳。

 

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40年後のときめき

今週のお題「二軍のTシャツ」

 

「捨てられないTシャツ」と言うと思い入れがあって捨てられないイメージだが、私の場合、単なるケチ、貧乏根性だ。まだ着られるからもったいない。

Tシャツに限らず、穴が開いた、壊れた、致命的に汚れた、などの決定打がないとなかなかモノを捨てられないのである。

そんなんでタンスの中は、二軍、三軍のTシャツが幅を利かせている。

 

それでもいっときは、ときめいた時代があったはずなのだ。お金を出して買うのだから、「欲しい」と思う魅力があったはずだ。

しかし、今となっては困りものの一枚が、ある。

ときどき私は、こうした失敗をする。価値観の過ち。いいと思ったんだけど、良く良く考えてみれば違った、という。

今の若い世代で、「のらくろ」を知っている人はどれぐらいいるだろうか。1931年から連載されたというそのマンガの復刻版が、昔我が家にはあったのだ。

当時、テレビでアニメもやっていたように思う。恐らくリメイクで、テイストは新しくなっていた。

それが私とのらくろの最後の繋がりであり、成長と共に忘れ去られていくはずであった。

ところが、40年ほどの時を経て再会することとなるのだ。

某スーパーマーケットの洋服売場にて。

変わり果てた彼の姿に、私は驚いたのではなくときめいてしまった。

 

かわいい。

可愛い、と思ったのだ。あの時は。

確かに、今でも可愛いと思わなくもない。

しかしこれ、着るの恥ずかしいよね!?

しばらくの間は平気で着て歩いていたが、ある時ふと、こんなのを着て歩いている人を見たらどんな気持ちになるだろう、と思った時に、自分の価値観の過ちに気が付いたのだった。

 

それでも私はケチで貧乏臭いので、恥を忍んで近所の買い物ぐらいにはこれを着て行く。早く穴でも開いてくれないかと願いながら。

世界に誇る、メイドインジャパン。

そこはなかなか丈夫である。