家で飲むと、時々ミッツをリビングに連れてくることがある。酔った勢いだ。
リードを短くして猫に近づけないようにはしているが、思いのほかお利口さんにしてくれたので、たまにはこういうのもいいかな、などと思うようになった。
いつも隣の部屋で繋がれているミッツは、大喜びだ。
エルお気に入りの猫ハウスになんの躊躇もなく入り、ご満悦。
それをキャットタワーの上から見下ろすエルの、複雑な表情。
先住優先、という鉄則を守ったお陰で猫の様子は安定している。どちらかと言うと猫の方に余裕があるように見えるぐらいだ。
しかしでかい。ミッツはでかい。でかくてハァハァしててグイグイ来るのだ、近ければやはり怖いのだろう。ミッツが優位になる。
彼らが仲良くなる日は来るのだろうか。