毎週毎週「日曜日は飲まない」と言っては飲んでいる。この頃はまた金曜日にも飲むようになったので、週末3日間酒浸かりだ。
いい加減日曜日はもう飲めん、という気持ちになっているのだが、なぜなのか。夜が近づくにつれ、飲みたくなってくるのである。
飲酒はコントロールできている、自分は断じて依存症ではないと思っていたが、精神的には片足突っ込んでいるのかもしれない。
飲むと決めたときのあの清々しさ。途端に体がそれを拒絶するのを感じる。
飲みたがる脳味噌と、嫌がる体。この場合強いのは、指令を出す脳味噌の方である。体はそれに従うしかない。
そもそもは毎日飲んでいたのだ。毎晩葛藤があった。
翌日辛いので控えるようになったが、今はもう慣れて葛藤はない。
言葉少なに晩ご飯を食べ、食後の時間はゲームだ。時間で区切り、早く寝る。
眠れんよEE:AEB64
酒で寝ていたので、シラフでは眠れないのである。薬の力を借りて寝る。
そんな夜が定着した。
なのに、どうしても日曜日のハードルが高い。
なんなんだ、あれは。あの抗いがたい感情は。
呪いとかそういった類の魔力のようなものを感じる。
翌日のパフォーマンスを考えると、できれば飲酒は週2日で収めたいところだ。
となると、金曜日飲まなければいいのか?
そもそも飲まなかった時期があったはずだが、どこへいった??
そうだ、土曜日、山に登らなくなったからである。
山に、登らなくては。
山登りは単なる娯楽や体力づくりではなかったのだ。
アルコール依存からの脱却。
山に、登ろう。