予告通り、梅雨入りしたのでお別れだ。
週末に、カタツムリがたくさんいる近所の神社に放してきたのだ。
大きくなったなぁ。
葉っぱに興味があるのか、グイーンと体を伸ばして移っていく。
頑張れ!落ちるなよ!
空になったケースを持ち、かなり寂しい気持ちになった。
まるで子供のアニメの最終回みたいだ。ラスカルほど感動的ではないが。
しかし、寂しさの種類に大差はない。
調理をしていて野菜クズが出ると、つい「ツムちゃんに」と浮かんでしまう。
こんな喪失感もすぐに忘れてしまうだろうが、初めて育てたカタツムリ。ツムちゃんのことは忘れない。