人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

みっちゃんがやってきた・3日目

しつけ教室もやっているトリミングサロンへ連れて行く。

ここのサロンは問題のある犬や保護犬のトレーニングもやっているとのことで、トリミングしながらアドバイスもしてくれるという。

まずはシャンプー、必要ならカット、爪や耳の手入れなどをお願いすることにした。

 

しかしお店に着くと、たくさんいる預かりワンコに吠えまくられ萎縮。

トレーナーさんは構わず迎え入れ、その中に投入!!

みっちゃんはビビリあがっていたが、他の犬たちは興味津々という感じで寄ってきたのだ。

不思議と争いにはならず、こうやって社会性を身に着けていくものらしい。

 

首輪を外して専用の鎖を付ける。どうやらみっちゃんは、首とおしりと足が弱点のようで、触られるとパニックを起こす。

それはもう、壮絶であった。もんどりうって暴れるみっちゃんをグッと首の鎖で押さえつけ、そのままじっとじっとしているのだ。

無言の死闘である。

ここで負けると、犬はこの方法で勝てると学習してしまうとのこと。しかし威圧が強すぎてもダメ、その加減は犬によって違うらしい。

このパニックを4、5回は起こしただろうか。

ところがその度合いは徐々に弱くなり、最後には目を見るようになったので、「これなら大丈夫」と仰った。

刃物を使うカットは今回は厳しいかも、と言っていたが、最終的にはシャンプー、カット、爪切り、耳掃除のすべてをクリアした。

驚いたことに、最終的にはブラッシングでウトウトしていたのだ。

トレーナーさんの腕は血だらけ。

HPに「気持ち良くてトリミング中にワンコが寝てしまう」と書いてあったが、嘘はなさそうである。

トリミングの見学も自由(現在コロナの影響で自粛中)とのことで、あのような荒療治も、自信があるからこそ見せられるんだろうなと感心した。

いや~、しかし分かっちゃいてもあれを見るのはちょっとキツいぞ。私もドッと疲れたのだ。

 

みっちゃん、ビックリするほどキレイになったのだ。毛玉をバリカンで刈ってありほぼ短髪だったのに、フワッフワEE:AEAAB色もとっても綺麗。

公園でひと遊びして、帰宅。

 

ミツコ部屋の窓を開けようと入った時に、リビングとの仕切りを閉めるのを忘れてしまった。

部屋を出ようとしたら、すぐそこまでエルが来ていたのだEE:AE5B1

エルは警戒しながらも興味があるようでどんどん入ってきたが、それに気づいたみっちゃんが「ワン!」と一喝。エルは飛び上がって逃げた。

それからはマンガのようなへっぴり腰である。

警戒度が上がってしまった・・・。

 

私とは、ミツコ部屋に入ると目を合わせてくれたのでしゃがんで声をかけてみた。

すると少しばかり、尻尾を振ってくれたのだ。

調子に乗ってこの晩は、ミツコ部屋で寝た。

 

みなさんお疲れ様の一日であった。