人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子54歳。

 

<拍手機能について>拍手機能を外部から追加しましたが、反映するまでタイムラグがあるようです。励みにしてますので、ご理解いただいた上でポチっていただければ嬉しい限りです。よろしくお願いします。なお、拍手機能はスマホ版に表示されていないようで、使用できない方には申し訳ありません。

ととのおう!

然るべき入り方をすれば、サウナでちょっとしたトランス状態になれるという。

その状態を「ととのう」などと言うらしいが、サウナなど拷問で、全く興味がなかった。

合法でトランスできるなんて、やらない手はないぞEE:AE483

拷問だったのは、きっと入り方が悪かったからである。

然るべき手順に則って入り、「ととのって」みようじゃないかEE:AEB30

手順とは、

・体を洗ってから水分を拭き取り、サウナへ。

・初心者は5分ぐらいから。

・出たら水風呂へ。最低1分。

・座るなどしてどこかで体を休めると、訪れる快感・・・。

ところで私は根性がないので、これまでサウナは1分も入れば限界を感じてリタイヤしてしまうレベルだ。

まぁ目的があれば、5分ぐらい耐えられるかもしれない。

じっと待つと長そうなので、心の中で歌を歌うことにした。

感覚で選んだ5分ぐらいの曲はExtremeの「More than words」だったが、今調べたら4分17秒であった(笑)まぁ初心者ですから4分17秒で勘弁してくださいEE:AE5B1

いわゆるスーパー銭湯である。

ひと通りお風呂を楽しんだら、いざサウナの扉を開ける。

ぐえー!!

恐るべし熱気。これ、大丈夫なんEE:AEB2F

暑い。いや、熱い。

重苦しく、圧を感じる熱気である。

たじろいだが、意を決して中に座る。

熱いなんてもんじゃない。苦しい。暑苦しい。思考をポジティブにするのが難しい。もうダメ、無理、つらい、どうしよう。

くそっ、負けるな。歌に集中EE:AEB30

それでもあまりの辛さに気持ちが削がれてしまう。

サウナには他に誰もいなかった。私は声を出して歌った。ギャッ。口が痛いEE:AE5B1

口にタオルを当てる。う~、まだ3分ぐらいか。

死んだりしないのか?そもそも私は暑いのが苦手だったじゃないか。死ぬかもしれん。サウナにも体質ってものが・・・。

ものの3分ほどで飛び出してしまった。ものの、と言ってもとてつもなく長い3分であった。良くやったと言ってやりたい。

次の拷問は、水風呂だ。あれもこれもでホント情けないが、水風呂も苦手である。

かけ湯で汗を流したら、まずは足先から水をかけていく。ヒッ、冷たEE:AEACAちょっとこの水の中に入るのEE:AEB2FEE:AEB64

少しずつ体の上の方へと水をかけていくが、一瞬でもツライ。

もう辛い一瞬をチマチマ繰り返すより、思い切って入った方がいいのか。意外と意外な世界が待ってるかもしれん。足を入れていく。

冷たいEE:AEB64EE:AEB64負けるな頑張れ、少しずつ、少しずつ・・・。

腰ぐらいまでやっと入ってからが進まない。あまりにもスローな少しずつである。ビビッているのがモロバレで、非常に恥ずかしい。こうしている間にも、他の人はスッと入ってスッと出ていく。

も、もうダメ、死ぬかもしれんEE:AEB30

全部浸かっていないが、超スローだ、時間にしたら3分ぐらいあったんじゃないか。充分だEE:AEB30

湯船ならぬ水船を飛び出し、露天へ急ぐ。

休めるスペースはたくさんある。その中のひとつに座ると、じっと目を閉じて「それ」を待った。

・・・・・・・・・・・。

やがて・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・。

何も起こらなかったEE:AEB64

まぁ何をとっても不十分である。それではダメだと言われればその通りである。

私の挑戦は、これで終わるのか。本当にトランスなど訪れるのか、知りたくないのか。

今度の私は違うぞEE:AE4E5私は再びサウナに向かった。

恐ろしい世界だ。まるで火葬場の焼却炉の中である。

なぜ人は、これに耐えるのか。そもそもは拷問だったところ、思いがけずスパイや犯罪人がトランスしたところから始まったのか。

ところが苦しいことには変わりないが、2回目の慣れからか今度は5分耐えることができたのだ。

次は水攻め。

やっとの思いでサウナで5分耐えたのである。それを無駄にしないためにも、今度は肩まで入ってこっちも耐えた。

いよいよ、恍惚の時である。私はさっきと同じ場所に座り、目を閉じる・・・。

えーっと。

後で調べて分かったのだが、これを何度か繰り返さなくてはならなかったようで。

結局何も起こらなかったのだ。

そもそも初心者がいきなりととのうようなことはそう簡単にないらしく、この結果は当然と言えば当然であった。

しかし、全身を血液が駆け巡るような不思議な感覚があった。

まずはここから始まるようなので、経過としては悪くなかったはずだ。

惜しいEE:AE5B1

また挑戦したいが、「密」が気になるところである・・・。