「たくさん歩くことになると思うから。」
そう言われて赴いたのは、「地下謎への招待2019」。
午前9時30分、新宿からスタートだ。
キットを購入し、謎を解いて行き先へ向かう。行き先が常に謎解きになっていて、それを解かないと進めないようになっているのだ。
地下鉄のフリーパスがキットに含まれているので、一応乗り放題である。
それを生かしてあちこち移動するので、確かにたくさん歩く(笑)
知らない街を歩き、本当はちょっと散策などしたいところだったが、体力的にも時間的にもギリギリであった。
答えが含まれてしまうので、駅名は出さないでおく。
昼ご飯を食べようと適当なお店を探していたのだが、1時間飲み放題にあっさりひっかかり、まだ昼だというのに飲み始めてしまう。
飲み始めると、止まらないのが常だ。店を出たらスパークリングワインのミニボトルを買い、それを片手に歩いて移動する。
「東大だEE:AE482」
「国会図書館だEE:AE482」
別に否定された訳でもないのに、「絶対そうだ。賭ける。」などとイキッて、実はどっちも違った(笑)
そういえばこの調子で他にも何か賭けた気がするが、ダンナは忘れているのか??
全ての賭けに負けて、これから毎日足もみマッサージをする羽目になったはずだが。
で、酒飲んで謎解きなんかしたら、眠くなるのである(笑)
難問を前にダンナが寝てしまう。
どうしよう、という投稿をした後に自分も寝てしまう訳だが、これを解かなくては先に進めないのだ。
レストランでじっくり考えていたが、一度現場に戻ることにした。
さっぱり分からん。
「もういいよ、疲れた・・・。」
酔いも醒めて、面倒臭くなってきたのだ。
座って帰り支度をしていたら、「あ。」とダンナ。突然ひらめいたらしい。
本当に突然であった。これにて急展開。
あんなに長い時間考えていたのに、帰ろうと思ったところでひらめくとは。
こうしてゴールまで無事にたどり着いたが、残りはもう酒も気力も抜けて、非常に辛い消化試合となった。
新宿に戻ったのが、21時半。約12時間の地下謎であった。
帰りに飲むことを目論んでいたが、疲れて大人しく帰宅。
かくして翌朝は、すっきりと目覚めることができたのである。
しかし、足には筋肉痛。
歩数計は24000歩となっていた・・・。