越冬を前に、稚魚の処遇に困っていた。
2リットル発泡スチロールの小さな容器に、3匹。現在1.5センチほど。
睡蓮鉢に5匹。うち4匹は2センチほど、1匹は稚魚の中で一番小さく、1.5センチにちょっと満たないぐらいか。
発泡スチロールの3匹も小さいが、容器を移動できるので、室内に入れることができる。
発泡スチロールは保温性もいいようなので、これはこのままいくことにした。
睡蓮鉢の2センチは、もう越冬頑張ってもらうEE:AEB30
初めてのことで、これにいかほどのリスクがあるのかは分からない。
2センチあれば大丈夫じゃないかという一般論と、真夏の過酷な状況を乗り切った4匹の強さを頼りにしたい。
で、チビだ。
この子の外での越冬は、恐らく無理だろう。本当にまだ小さく、これが飲まず食わずの冬眠に耐えられるとは到底思えない。
しかし最後に生まれたこの子も、やはり過酷な環境を乗り越えて来たけなげな子である。みすみす殺したくはない。
ということで、室内の太鼓鉢に引っ越したのだ。
このメダカ生活で、一番最初に買った鉢である。
何の知識もないままに買って、何匹ものメダカを星にしてしまった鉢である。
そこに戻すのには正直、気が進まなかった。
外の鉢でいきいきと暮らしているメダカを見ると、この室内の鉢はどうにも人工的で、鉢の住民の生死は飼育者の技量にかかると言っていい。
多くの失敗を重ねただけに、不安でしかない。
ただ、あれから1年が経過した。
今はヤマトヌマエビ3匹とミナミヌマエビがたくさん、安定した状態で暮らしている。
謎のヨコエビ??みたいなのも大量発生して、水質は安定しているように見えるのだ。
春までの辛抱である。
しかし、あんなにたくさんいたスネールが激減しているのが不思議だ。
悪い兆候でなければいいが。