人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

メダカの飼育日記・38

越冬を前に、稚魚の処遇に困っていた。

2リットル発泡スチロールの小さな容器に、3匹。現在1.5センチほど。

睡蓮鉢に5匹。うち4匹は2センチほど、1匹は稚魚の中で一番小さく、1.5センチにちょっと満たないぐらいか。

発泡スチロールの3匹も小さいが、容器を移動できるので、室内に入れることができる。

発泡スチロールは保温性もいいようなので、これはこのままいくことにした。

睡蓮鉢の2センチは、もう越冬頑張ってもらうEE:AEB30

初めてのことで、これにいかほどのリスクがあるのかは分からない。

2センチあれば大丈夫じゃないかという一般論と、真夏の過酷な状況を乗り切った4匹の強さを頼りにしたい。

で、チビだ。

この子の外での越冬は、恐らく無理だろう。本当にまだ小さく、これが飲まず食わずの冬眠に耐えられるとは到底思えない。

しかし最後に生まれたこの子も、やはり過酷な環境を乗り越えて来たけなげな子である。みすみす殺したくはない。

ということで、室内の太鼓鉢に引っ越したのだ。

このメダカ生活で、一番最初に買った鉢である。

何の知識もないままに買って、何匹ものメダカを星にしてしまった鉢である。

そこに戻すのには正直、気が進まなかった。

外の鉢でいきいきと暮らしているメダカを見ると、この室内の鉢はどうにも人工的で、鉢の住民の生死は飼育者の技量にかかると言っていい。

多くの失敗を重ねただけに、不安でしかない。

ただ、あれから1年が経過した。

今はヤマトヌマエビ3匹とミナミヌマエビがたくさん、安定した状態で暮らしている。

謎のヨコエビ??みたいなのも大量発生して、水質は安定しているように見えるのだ。

春までの辛抱である。

しかし、あんなにたくさんいたスネールが激減しているのが不思議だ。

悪い兆候でなければいいが。