ちょっと前に遡る話だが。
先月の頭に、ebbi嬢企画のライブで「ハードロック祭り」があったのだ。
その次の週のライブの準備でてんてこ舞いしていたので、練習いらずでできる曲でいいよ、と言ってもらえ、自分で選曲した。
とは言え、私のハードロックの引き出しは小さいので、限られた中での選択だ。意外と難しかった。
で、思い出したのが、RAINBOWの「I surrender」である。
何でか忘れたが、比較的最近ライブで歌ったことがある。
その時はかなり酔っていて、散々な結果であった。
カラオケで時々歌っていたのに、「こんなはずでは」という惨敗感。
とにかくどえらい疲れたのを覚えている。
酔っ払って力任せに歌ったのだろう。
あれは、本当の私ではないと思いたい。
本当の私が見たい。
今度は飲まないで歌ってみよう。
順番が2番手と言うこともあり、私はガッチガチに緊張していた。
ハードロック祭りと言うだけあり、お客さんのロンゲチリチリ率の高さよ。
何度も言うが、私はMCも苦手である。
「こ、こんばんは・・・。」からの「あの、」だの「えっと」だの言いながら「緊張してます」などいらんカミングアウト。情けなし。これが私のハードロックだ。
この調子で歌ったもんで、もはや哀れである。直立不動のアイサレンダー。
まるでお歌の発表会である。
情けをかけられたように「ガンバレーEE:AE482」的な拍手をたくさんしてもらったのが、なお悲しいEE:AEB64学芸会の如し。
「どうもありがとうございました。」と言ってお辞儀をしてステージから退けた。
動画は怖くて未だに観れていない。
最近になって気がついたのだが、この日、最後に全員で記念撮影をしている動画がアップされていたのだ。
私もその中に入っているのだが、もうグデングデンだ。泥酔して、ウルサイ。少し黙れEE:AE5B1
こんな写真を撮ったことなど、全く覚えていなかった。
飲んでも飲まなくても、しょうもないヤツだ。
本当に情けない。
結局翌週のライブは、「ビール1杯」に留めたのであった。