昨日、日記に書いたように、一睡も眠れず、朝からもう寝る気満々だったのだ。
ダンナが出掛けたら、寝よう。
洗濯が終わったら、寝よう。
ブログの下書きが終わったら、寝よう。
さて、寝よう。
でも、起きたら何時かな?
爆睡ぶっ飛んで何もできないで終わるのもいかん。
もうすぐ昼だから、昼まで何かやって、昼ご飯を食べてから寝るとしよう。
やると決めたのは、庭の草むしりであった。
眠くなるような家事はダメだ。
草むしりはこの間やったばかりの気がするが、雑草Aの軍団を撲滅すると、あっという間に次のB勢力がはびこっているから腹が立つ。
手入れをして育てたかと思う程、見事に生えそろっている。
あれを昼まで抜いていよう。
前回一度で頑張り過ぎてとても疲れたから、昼でおしまい。
これで寝ていいと思うと、動きも早い。
レジ袋と軍手を持って庭に飛び出すと、ウッ、邪魔EE:AE482
庭の木の枝が伸びていて、狭い庭が更に狭くなっている。
これじゃ動きにくいから、予定変更。
この邪魔なところだけ切ってしまおう。
100均で買った小さな園芸ハサミで、伸びた小枝を切り落としていく。
反対側を見ると、隣にもはみ出していた。これも切るか。
非力なので、ちょっと太いと切り落とすことができない。
これまで同じ繰り返しをしてきたからか、上部の手の届かないところは生い茂っている。
今やらないと、次は来年になりそうな気がしないでもない。
のこぎり、降臨。
ちょっと難しいねEE:AE5B1引っかかると動かなくなり、にっちもさっちもいかなくなってしまう。
物事には何事もコツがある。数をこなせば、おのずと分かるはずだ。
夢中で切っていたが、昼になってしまった。
いいところなんだが。
こうなったら、邪魔な枝だけ切ってしまおう。
昼ご飯を食べ、じっとしていると眠くなりそうなので、サッサと庭に出る。
手の届く範囲の枝は切り落としてしまうと、上の方だけが残ってしまった。
う~~、どうしたらいいのか。
このままちょこちょこ伸びる度にまた、手を伸ばしていちいちあれを切っていかなくちゃならんのか。
かと言ってあんなに高い位置では、のこぎりで切れない。
もう幹ごと切り落とすかEE:AE4E5
他に方法を思いつかなかった。
枝がびっしり生えているその少し下に、のこぎりを入れていく。
こ、これは難儀だねEE:AEB64小枝のコツどころではない。
何度も引っかかり、動かなくなり、やり直し、馬鹿力を出しつつ、やはり経験である。やがて「力は入れずにのこぎりに任せた方が上手くいく」ということを学んだ。
この新しい能力を、より確固としたものにしたい。私は次に、隣の木を切ることにした。
軽く軽く、のこぎりの意思を尊重し、私はそれを助けるのだ。
悟りの境地である。
ちょっとでも私が強引に行こうとすると、まるで反発するようにのこぎりは引っかかって動かなくなる。私は心の中で謝った。
のこぎり様の天下だ。
こうして、気がついたら4時になっていた。
庭はというと・・・。
もうどうせ世話できないんだから、これでいいじゃんEE:AE482
可哀想なことをしてしまったが、横からちょろちょろ生えてくる分には育てられると思う。
殺したわけではない、と言い聞かせ、部屋に戻った。
疲れた。
ひとっ風呂浴びて寝たら、とても気持ちが良さそうだ。
しかしもうこんな時間じゃないか。
買い物に行って晩御飯を作ってから・・・。
結局寝れないまま、夜になってしまった。
人間、一日ぐらい寝なくても全くどうってことはないらしい。
こんなんだったら、曲のコピーを進めておけば良かった。
しわ寄せは翌日に来るのであった。