人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

10年後の決意

ピンポーンEE:AE5BE

インターフォンが鳴った。

モニターを覗くと、・・・来たEE:AEB67

どうしよう、まだ対峙する準備ができていない。かと言って話に付き合う気力もない。

・・・居留守を使ってしまったEE:AE4E6

幸いこの日は肌寒く、窓は閉め切っていた。留守に見えなくもなかっただろう。

見えなかったとしても、もうそれならそれでもいい。私の気持ちを察してくれ。

衆議院が解散すると決まった翌日である。

予感はしないでもなかったが、こんなに早く来るとは油断した。

もう私は、いい加減このループから脱したかったのである。

選挙の度にこの人はこうしてやってきて、やれなんちゃら党はこんなに頑張っているのでよろしく、とお願いされる。

頑張ってるのは、どこの党も同じだ。

どこの党も、こんな実績があります、こんなことを実現しますと言う。

それを選挙の度にゴリゴリ押してこられ、ハッキリ言って私は非常に迷惑しているのだ。

もはや、なんちゃら党がどうだの問題ではない。

突然やってきて一方的に語られ、一方的に約束を取り付けていく、その行動に腹が立っているのである。

なので最近は、かなり露骨に嫌な顔をするようにした。

すると、さすがにやりすぎたと思ったのか、今度は雑談を混ぜてくるようになった。まるで選挙の方はついでの体だ。

私は自分の事を自分のペースでやっていたところである。

それを中断させられ、雑談が入ることによってより長い時間拘束されることになった。

なのでとうとう、「今ちょっと忙しいんですけど。」と勇気を出して言っってみた。

効果はあり、ああ、ごめんなさい、と言ってすぐに帰ったが、次からが余計面倒になった。

次は全く別の用事を作ってやってきたのである。そこからのなんちゃら党。

ハッキリ断らない私も悪かった。

知り合いだし無下にできず、なぁなぁに返事をしてしまったのだ。誰に入れるかは、また別の話と思っていた。

それが10年。もうホント、面倒臭いEE:AE474

ということで、ハッキリ意思表示をすることにした。

どうしたら角が立たないかなどと色々考えたが、答えはひとつしかなかった。

誰に投票するかは自分で決める。

投票は、人に頼まれてやるもんじゃないだろう。

いつでも来てください。

今回ばかりは歓迎します。