フランス映画であったか。
確かに、舞台はパリであった。
エキサイティングなアクションムービーは、アメリカ産を思わせる。
監督:ピエール・モレル
キャスト: リーアム・ニーソン、マギー・グレイス
アメリカ。
別れた妻との娘キムに会うため、CIA工作員の職を退き、元妻の新しい家庭のそばに引っ越してきたブライアン。
17歳になったキムは変わらず父であるブライアンを慕ってはくれたが、束縛を嫌い、心配性のブライアンを困らせた。
そんなキムが、パリに旅行に行きたいと言い出したのだ。
パリは、キムが考えているほど安全な街ではない。元CIAの工作員だったブライアンである。不安はあったが、最終的にはキムの自由を尊重することにする。
そしてその不安は的中するのだ。
パリでさらわれた娘を取り返しに、ブライアンも旅立った・・・。
ストーリーはいたってシンプル。娘の奪還劇である。
さすがは元CIAの工作員。
圧倒的な腕力と知力でどんどんとキムに近づいていく。
そのスピーディな展開に目が離せない。
ちょっとブライアンがスーパーマン過ぎる感じがしないでもないが、こちとらもう「お父さんサイド」である(笑)頑張って娘を取り返してちょうだい、ってな感じで気持ち良く見ていられる。
そう、私達に同じことが起こったとしても、こうは絶対にならない。
そして「こんなにできたらいいだろう」という爽快な運び。
ブライアンは世の親の夢を叶えるのである。
残虐なシーン盛りだくさんにも関わらず、無駄もなく気持ちのいい映画であった。
続編があるようなので、早速予約の順位を上げて入れておいた(笑)
ぽ子のオススメ度 ★★★★☆
ダンナのオススメ度 ★★★★☆