人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

結局私達のグループは実施されなかったが、計画停電では第3グループに入っていたのである。

こんな事は初めてでどう備えて良いかがサッパリ分からず、とりあえず、昨夜コンビニに行った娘ぶー子にラーメンを大量に買ってきてもらっておいた。

スーパーもコンビニもどこも品薄と聞いているが、何が必要か分からないので何も買っていない我が家である。

大丈夫なのか??

直接ダメージがあったのは、電車である。

ダンナが使っている武蔵野線は運休で、今朝は仕方なく自転車で戸田まで約24キロ、こいで行く事にしたようだ。

2時間ほどで「着いた」とメールが来た。

着いただろうが、今度は帰って来るんだぞ、ダンナ。

頑張れ、OL、サラリーマン。

そして妻は、仕事が休みになったので休日である。

停電の予定だったからだが、結局は電力が確保できたようで、現時点では第5グループの一部だけが停電しているようである。

しかし、明日はどうなるか、分からないのである。

第3グループは午後12時20分から16時までが停電になると言われていたが、午前中は電気が来ているのだ。

社員は6時出勤になったらしい。

私達パートは8時出勤だ。

しかし、電車が止まろうが出勤が早くなろうが、誰も文句は言わない。

被災地に比べれば、小さな問題なのである。

できることは節電ぐらいしかないが、これでもたくさん集まれば大きな力になるはずだ。

どうか皆さんにも協力して欲しい。

ニュースを見ていたらすっかり気が滅入ってしまい、何も手につかなくなってしまった。

「力になりたい」という気持ちがあっても、それを生かす場所がない。

私は、一般のボランティアをもっと生かすシステムを作れないか、とりとめもなく考えて過ごした。

事前に登録しておいて、コトが起こったら誰かの指示の元、速やかに行動する。

みんなで毛布や食料を持ち寄り、バスとトラックで現地に乗り込むのだ。

その間もこっちでは、物資の提供を募り続ける。

現地では女は炊き出し、男は救出活動だ。

こういうグループを各市町村に作っておけないだろうか。

それともこんなボランティアは、邪魔になるだけなのだろうか。

頭が痛い。

月曜の抑鬱も、今日はひときわキツい。