本番が近づくにつれ、気が重くなってくる。
なんでライブなんてやるんだろう。
自信もないものを、なんで人様に見せようなどと思ったのだろう。
どうしてそんな大胆なことをやろうなどと思ったのだろうか。
よせば良かった、逃げ出したい。
・・・これが直前までの心境であった。
重ねて、集客の不安。
さすがに3回目となると、もういいや、って人もいるだろう。
続けて来てくれなかった人がいることを考えると、ライブ自体に魅力がなかったのだろうか。
考えはどんどんと悪い方へと動く。
ボーカリストは、良くも悪くもステージの印象を決定づけるポジションになりかねない。
特に私は楽器を持たないので、歌そのものとMCが勝負になる。そしてそのどちらにも自信がない。
試行錯誤の結果、私にしかできないことを考えた。
これは秘密。伝わってなかったらこっ恥ずかしいので(笑)
知りたい人は、観に来て下さい。伝わるかはわかりませんがEE:AE5B1
楽しくできたと思う。
個人的なミスは、歌詞を間違えたこと、キーボードの譜面を遭難して適当に弾いてしまったことなどがあったが、トータルではやりたいようにやれたと思う。
ただ、やっぱりMCがねEE:AEB64
もっともっともっと色んなこと考えておかないと、イレギュラーに対応できないEE:AE4E6
少し、人前でしゃべる練習でもするかなEE:AE5B1
今回の見どころは断然、「Dazed and confused」におけるギターのユーちゃんのボウイングだ。
当初はギターで弾く予定が、うまく再現できないと言って弓を買って来た(笑)
それにしても、あんなりあっさり弾いちゃうのには、正直私も驚いた。
今回限り、とステージで彼は言ったが、そうはいくかい。これを出さずしてどうする、何度でもやってもらいますよ(笑)
後半のマグナムさんは、私達とは対照的なバンドである。
緻密に練り込んで、スマートにこなす。
大曲「チャイルドインタイム」で圧倒し、「ハイウェイスター」のソロではギターとキーボードを逆に、これがまた、キーボードのウッチーさんが「俺、聞いてないよそんなの!!」みたいな戸惑ったリアクションをしたもので、私はギターのタムさんがホントに暴走したのかと思ったぐらいである。
全く隙のないステージであった。演ったのが先で良かった、あの後なんて絶対に絶対にやりたくないEE:AE5B1
終わった。
あんなに気が重かったのに、もう次をやりたくなっている。
そんな気持ちにさせてくれるメンバーのみんな、マグナム・フォースのみなさま。
そしてなくてはならないのは観に来てくれるお客さんと、POPROCKだ。
彼ら全員に、心から感謝したい。
まだまだよろしくお願いしますEE:AEACD