人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

ふた夜明けて

本番が近づくにつれ、気が重くなってくる。

なんでライブなんてやるんだろう。

自信もないものを、なんで人様に見せようなどと思ったのだろう。

どうしてそんな大胆なことをやろうなどと思ったのだろうか。

よせば良かった、逃げ出したい。

・・・これが直前までの心境であった。

重ねて、集客の不安。

さすがに3回目となると、もういいや、って人もいるだろう。

続けて来てくれなかった人がいることを考えると、ライブ自体に魅力がなかったのだろうか。

考えはどんどんと悪い方へと動く。

ボーカリストは、良くも悪くもステージの印象を決定づけるポジションになりかねない。

特に私は楽器を持たないので、歌そのものとMCが勝負になる。そしてそのどちらにも自信がない。

試行錯誤の結果、私にしかできないことを考えた。

これは秘密。伝わってなかったらこっ恥ずかしいので(笑)

知りたい人は、観に来て下さい。伝わるかはわかりませんがEE:AE5B1

楽しくできたと思う。

個人的なミスは、歌詞を間違えたこと、キーボードの譜面を遭難して適当に弾いてしまったことなどがあったが、トータルではやりたいようにやれたと思う。

ただ、やっぱりMCがねEE:AEB64

もっともっともっと色んなこと考えておかないと、イレギュラーに対応できないEE:AE4E6

少し、人前でしゃべる練習でもするかなEE:AE5B1

今回の見どころは断然、「Dazed and confused」におけるギターのユーちゃんのボウイングだ。

当初はギターで弾く予定が、うまく再現できないと言って弓を買って来た(笑)

それにしても、あんなりあっさり弾いちゃうのには、正直私も驚いた。

今回限り、とステージで彼は言ったが、そうはいくかい。これを出さずしてどうする、何度でもやってもらいますよ(笑)

後半のマグナムさんは、私達とは対照的なバンドである。

緻密に練り込んで、スマートにこなす。

大曲「チャイルドインタイム」で圧倒し、「ハイウェイスター」のソロではギターとキーボードを逆に、これがまた、キーボードのウッチーさんが「俺、聞いてないよそんなの!!」みたいな戸惑ったリアクションをしたもので、私はギターのタムさんがホントに暴走したのかと思ったぐらいである。

全く隙のないステージであった。演ったのが先で良かった、あの後なんて絶対に絶対にやりたくないEE:AE5B1

終わった。

あんなに気が重かったのに、もう次をやりたくなっている。

そんな気持ちにさせてくれるメンバーのみんな、マグナム・フォースのみなさま。

そしてなくてはならないのは観に来てくれるお客さんと、POPROCKだ。

彼ら全員に、心から感謝したい。

まだまだよろしくお願いしますEE:AEACD