人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

近藤芳美とヨーロッパの美術

コタツをしまったのだ。

あの、えも言われぬヌクヌク感を手放すのは惜しかったが、もう5月である。

今を逃すとますます面倒になりそうだったので、頑張ってしまった。

例の湿気た押入れにコタツ布団ごとしまったが、来年まであの姿と湿度を保っていられるだろうか。

座椅子は残したが、リビングは広くなった。

座椅子の背もたれを倒し、寝るようにそこに乗る。

たまらん。

昨日も良く眠れなかった。

たまらん。

少しだけ。

気がついたら、猫が2匹体の上で寝ていた。

座椅子の如き扱いだが、私にとっては猫様だ。喜んで布団となろう。グー。

こうして、朝立てたスケジュールはズレ始めていた。

午前中がいいペースだったため余裕はあったのだが、睡眠に使ってしまうとは不覚であった。できればゲームにまわしたかったのだが。

そうそう、やらなくてはならない事もあるじゃないか。

頼まれ事だ。こたつの撤去よりも優先度は高かったのだが、計算外の睡魔のせいで後がなくなってしまった。

原稿の清書である。

母がどこぞに論文を書いたのだが、いかんせん生活も中身も旧式なので、ワープロで打ってあるのである。

先方はこれをメールで欲しいと言っているそうだ。

そこで母が最後の手直しをしたものを、まずは清書しているのだが、ナメておった、2時間だEE:AEB64

言っておくが、私に「ブラインドタッチ」などという技術はない。

ついでにエクセル、ワードなどというパソコンの基礎もないのだ。ダンナが準備した場所にただただ母の下書きを清書していくのみ。

タイトルは、「近藤芳美とヨーロッパの美術」。本当に疲れた。

短歌と美術と歴史と宗教が一気に押し寄せてきた。なんなんだ、この世界は。

同じ人間の書いたものなのに、まったく理解ができない。

この状態を見越してか、簡単な漢字にまでふりがなが振ってあったのは屈辱である。

母がこのブログを見たら泣くだろうな。

低脳でごめんよ。

難しい文章が頭を通過したら(通過しただけである。何も留まらなかった。)、腹が減った。

この清書が時間を大幅にオーバーしたので、取り返しにかからなくてはならない。

18時30分。

では頑張ってくる。