日曜日だというのに飲まないで寝たら、月曜日は朝早くに目が覚めたのだ。
まだ暗い。久々のこの感じ。
どれ、と、時計を見ると、4時半。
早過ぎっちゃ微妙に早過ぎだが、それだけたくさん遊べるという事である。迷わず起きた。
お陰でゲームは、大きな面倒をひとつ終わらせることができたのだ。
そして今朝。
やはり目が覚めたらまだ真っ暗であった。
何時だ?まだちょっと眠いが。
しかし寝起きが眠いなど、当たり前のことである。今日もまた朝ゲーのチャンスだったらどうするのだ。
時計を見ると、3時・・・EE:AE4E6
いくらなんでも早過ぎだ。どうりで眠い訳だ。
クソッ、ときめいてしまったせいで目が覚めかけてしまった。早く寝よう。
次に目が覚めたのは、3時半だ。遠足を待ちきれない子供状態である。
困ったね、こんなにこまめに目が覚めたら、理想的な5時頃には起きれないんじゃないか。
そして次は5時である。ヤッホ~EE:AE5BE
朝です、朝です。おもむろにガバッと起きる。
これまでの人生で、こんなに気持ち良く早起きした日々などあっただろうか。散々泣かせた母に詫びたい。いや、かえって知らない方がいいのか。
あなたの娘は45歳になってやっと、テレビゲームやりたさに早起きできるようになりました。
コタツの座椅子の背もたれを倒し気味に、ふんぞり返ってコントローラーを握る。
幸せだ。私は本当に心から幸せを感じた。体中からナントカ波が出ていたことだろう。
有給が欲しい。
一日ゲームにかじりついて、おやつとか食べてみたい。
6時半、ダンナ起床。
こうして朝ゲーをやるようになって知ったが、朝、最初のアラームが鳴ると、姉さん猫ラッキーがダンナのもとにすっ飛んで行って「あさー、ごはんー、おきてー」と大騒ぎを始めるのだ。
ダンナが早く起きれば早く起きるほど、私のゲームの時間は減ってしまう。
なので朝ゲーで早起きした日は、エル用に開けてあるふすまの隙間を閉めてしまうのであった。
少し長く寝れるダンナ。少し長くゲームができる私。
この小さな幸せは、ラッキーの忍耐の上にあるのだ。
それだけにダンナが起きてきた時のラッキーの歓迎は、もはや「怒り」に近い。
さて、朝ご飯と弁当を作らなくては。
雨戸を開けてキッチンに立つが、すでにもう、
眠い。
寝たら死ぬぞならぬ、座ったら寝るぞ状態である。
ダンナを送り出すと緊張感もなくなり、ますます眠くなる。
せ、洗濯を・・・、ゴミ出しを・・・、布団を干そう・・・、あぁ今日なんかすごい勢いで働いてるねEE:AE5B1
止まるな、寝てしまう。
しかし、朝ご飯は止まらないと食べられないのである。
もう寝不足は明らかなのである。我慢は止めよう。
実は昨日と同じ展開であった。
早起きして寝てるって、これじゃ意味ないではないか。
しかしさすがに神は許してくれないのか、昨日は電話、今日は集金で起こされてしまったのだ。
ナポレオンの睡眠時間は3時間というが、本当にそんな事が可能なのだろうか。
ナポレオン、二度寝の疑いである。