げにかったるい月曜日であった(注:世間は火曜日であります)。
日曜日に一中の忘年会があったので、昨日月曜、ダンナは休みをとってあったのである、二日酔い休暇。
私のカレンダーはダンナのカレンダーに準ずるので、私にも昨日は休日であり、3連休だったのである。
いやしかしまぁ、二日酔い明けの月曜日は(注:世間は火曜日であります)ホントにダルい。
昨日はそのための休日だったんじゃないかと言われそうだが、最近は1日じゃ復活できないのである、歳か。
まぁ、「気持ち悪い」、「飲みたくない」という二日酔い的な症状はなくなっているが、かったるい。グニャグニャである。
そこへ昨日は夜更かししたので、朝起きれなかった。
日曜日は飲まない(注:世間は昨日、月曜日であります)、早く寝る、とあれ程決心するのに、なぜかその時になると忘れてしまう。
決意が甘いのだ。
そして「明日こそ大丈夫」という、変な自信。
根拠のない自信に、早く寝る必要性を感じないのである。
どうせなら布団に入ったまま寝続けていれば良かったものを、朝一度、ダンナを見送りに起きてしまった。
その時に大五郎を連れて寝室に戻ったために、ダイと寝ることになる。
エルと寝るのもいいが、なかなかチャンスのないダイと寝るのだ、これまた起こせない。
かと言って、猫は時間で起きやしないのだ。起こすまで寝ている。
しかし私は起こせない。
こうしてせっかく自分は目が覚めても、なかなか布団から出られなかったのだ。
リビングダイニングはこの月曜も(注:世間は火曜日であります)大荒れであった。
金曜日のパーティの残骸がその晩のうちに片付けられていたのは奇跡だが、その程度の奇跡では片付いた月曜日にはならないのである。
週末、ほんっとうに私は家のことを何もしない。
皿は洗わない、出したものは片付けない、汚れたものは汚しっぱなし。
私だけではない。家族全員そうなのである。まぁなるようになる。
しかし何よりも、まず腹が減った。
今日のブランチは100円ローソンで買った激辛レトルトカレーだ。
レンジで温め、その中にご飯を放り込み、ダイニングテーブルに持っていく。
・・・置く場所がない。
ええいもう、片手しか空いていないのだ。ガーッと片側に押して寄せる。寄せて上げる、ではない。
空いた隙間の上から、家庭欄を広げた新聞をかぶせるように置き、その上にカレーの皿を置いて新聞を読みながら食べる。
週末は新聞すら読まないので3日分だ。
土曜より先に日曜の分を読んでしまい、ハンター×ハンター31巻を読むためにふたつ前の29巻から読もうと思ったら30巻を読んでしまったような気分だ。
しかし、だからといって私は土曜日を飛ばしたりはしない。ケチなのである。
ハンター×ハンターも読まなくては。
食べ終わった皿を流しに持っていった時、本日最初にやるべき仕事を知った。流しと食洗機を何とかしないと。
食洗機には、洗い終わってはいたが、金曜のパーティの皿がたっぷり入っていた。
これを出さないと、次の回が入らない。
そればかりではない。
空になったペットボトル、紙パック、レトルト容器、ビン。
だりーと思うから余計だりーのだろうが、この作業がだるくなくなるような思考はあるのだろうか。
なので思考はシャットアウトして、機械のように動くことにした。そのまま掃除に突入。
片付けついでにテーブルの上の選挙広報を読み始めたのだが、それが間違いであった。あっという間に寝ていた。
いつの間にファンヒーターの灯油が切れ、寒くて何度も目が覚めたが睡魔が勝ってしまう。
私の睡魔は強くて優秀なのである。そう簡単に負けはしない。
そんな睡魔がやっと弱ってきたあたりで、睡魔より強い存在を思い出した。「食欲」である。
まだ眠かったが、冷蔵庫に向かう。
しけてるねぇ、何もないよ。週末は調理なんかしませんからねぇ。
パーティの残り物の生ハムをつまんで、やっと覚醒。もう外は真っ暗だ。
明日から頑張るよ・・・。
いつも、火曜日からが輝き時じゃないか(注:世間は明日、水曜日であります)。
では明日。