人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

輝ける明日に向かって

げにかったるい月曜日であった(注:世間は火曜日であります)。

 

日曜日に一中の忘年会があったので、昨日月曜、ダンナは休みをとってあったのである、二日酔い休暇。

私のカレンダーはダンナのカレンダーに準ずるので、私にも昨日は休日であり、3連休だったのである。

 

いやしかしまぁ、二日酔い明けの月曜日は(注:世間は火曜日であります)ホントにダルい。

昨日はそのための休日だったんじゃないかと言われそうだが、最近は1日じゃ復活できないのである、歳か。

まぁ、「気持ち悪い」、「飲みたくない」という二日酔い的な症状はなくなっているが、かったるい。グニャグニャである。

 

そこへ昨日は夜更かししたので、朝起きれなかった。

日曜日は飲まない(注:世間は昨日、月曜日であります)、早く寝る、とあれ程決心するのに、なぜかその時になると忘れてしまう。

決意が甘いのだ。

そして「明日こそ大丈夫」という、変な自信。

根拠のない自信に、早く寝る必要性を感じないのである。

 

どうせなら布団に入ったまま寝続けていれば良かったものを、朝一度、ダンナを見送りに起きてしまった。

その時に大五郎を連れて寝室に戻ったために、ダイと寝ることになる。

エルと寝るのもいいが、なかなかチャンスのないダイと寝るのだ、これまた起こせない。

かと言って、猫は時間で起きやしないのだ。起こすまで寝ている。

しかし私は起こせない。

こうしてせっかく自分は目が覚めても、なかなか布団から出られなかったのだ。

 

リビングダイニングはこの月曜も(注:世間は火曜日であります)大荒れであった。

金曜日のパーティの残骸がその晩のうちに片付けられていたのは奇跡だが、その程度の奇跡では片付いた月曜日にはならないのである。

週末、ほんっとうに私は家のことを何もしない。

皿は洗わない、出したものは片付けない、汚れたものは汚しっぱなし。

私だけではない。家族全員そうなのである。まぁなるようになる。

 

しかし何よりも、まず腹が減った。

今日のブランチは100円ローソンで買った激辛レトルトカレーだ。

レンジで温め、その中にご飯を放り込み、ダイニングテーブルに持っていく。

・・・置く場所がない。

ええいもう、片手しか空いていないのだ。ガーッと片側に押して寄せる。寄せて上げる、ではない。

 

空いた隙間の上から、家庭欄を広げた新聞をかぶせるように置き、その上にカレーの皿を置いて新聞を読みながら食べる。

週末は新聞すら読まないので3日分だ。

土曜より先に日曜の分を読んでしまい、ハンター×ハンター31巻を読むためにふたつ前の29巻から読もうと思ったら30巻を読んでしまったような気分だ。

しかし、だからといって私は土曜日を飛ばしたりはしない。ケチなのである。

ハンター×ハンターも読まなくては。

 

食べ終わった皿を流しに持っていった時、本日最初にやるべき仕事を知った。流しと食洗機を何とかしないと。

食洗機には、洗い終わってはいたが、金曜のパーティの皿がたっぷり入っていた。

これを出さないと、次の回が入らない。

そればかりではない。

空になったペットボトル、紙パック、レトルト容器、ビン。

だりーと思うから余計だりーのだろうが、この作業がだるくなくなるような思考はあるのだろうか。

なので思考はシャットアウトして、機械のように動くことにした。そのまま掃除に突入。

 

片付けついでにテーブルの上の選挙広報を読み始めたのだが、それが間違いであった。あっという間に寝ていた。

いつの間にファンヒーターの灯油が切れ、寒くて何度も目が覚めたが睡魔が勝ってしまう。

私の睡魔は強くて優秀なのである。そう簡単に負けはしない。

 

そんな睡魔がやっと弱ってきたあたりで、睡魔より強い存在を思い出した。「食欲」である。

まだ眠かったが、冷蔵庫に向かう。

しけてるねぇ、何もないよ。週末は調理なんかしませんからねぇ。

パーティの残り物の生ハムをつまんで、やっと覚醒。もう外は真っ暗だ。

 

 

明日から頑張るよ・・・。

いつも、火曜日からが輝き時じゃないか(注:世間は明日、水曜日であります)。

 

では明日。