人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

明日へのカウントダウン

ヤバい。後がない。

毎度言っていてもう同情の余地はなかろうが、明日はスタジオ練習日であるEE:AEB64

このバンドでは初めての音出しになるのだ、悪い印象はできるだけ与えたくないのだが、このままでは与えてしまいそうである。

焦るがもう、後がないEE:AEB64

曲数が少ないのが救いだが、明日は病院、そのあとヒトカラで練習したらもういくらも時間は残らない。

具体的には歌のメロディラインと譜割りを覚えきれていないこと、キーボードを一度も弾いていないことが残されている難関だ。

キーボードに関しては、完全にナメていた。

楽譜さえあれば何とかなるだろうと後回しにしていたが、家にある楽譜はバンド譜で、全部のパートが載っているものなのだ。1ページに載せられる部分は非常に少ない。

ということは、ページめくりが過酷になるということである。

それは計算に入れていなかったので、コピーしてキーボードの部分だけ切って、別の紙に貼ることにしたのだ。

そうなると優先順位は何となく歌が先になる。

切ったり貼ったりするのが面倒だからだ。

曲自体は知っている曲だし、やると決まってからはちょくちょく聴くようにしていた。

どうも私はこれを「練習」と勘違いしているフシがあり、何だかもう歌えるような気分になっていたのだ。

ところが歌詞を見ながら曲を聴いてみたら、これは簡単にはいかないことが分かってきた。

メロディラインがはっきりしないのである。

サビはまだ印象に残る繰り返しになっているものが多いが、そこまでのAメロ、Bメロはまるで即興、私が酔っ払ってPで適当に歌っているのと大して変わらないのである。

せめてゆっくり歌うかメロディをちゃんとしてくれるかして欲しいのだが、ロバート・プラントはあとで誰かがコピーすることなどこれっぽっちも考えてくれなかったのだ。

こうなったらひたすら聴いて叩き込むしかない。

しかし分からないものを聴くというのは結構根性がいるもので、ストレスがたまる。

そして私はストレスに弱く、根性もない。

続けて同じ曲を聴くのも苦痛だったので、課題曲をミックスして繰り返し聴いた。

聴いてるうちに歌えるような気になってくるのだが、歌詞だけ見るともう何だかサッパリ分からなくなる。

・・・不安だ。

歌える気がしない。

ダンナも、今日は時間を優先して晩ご飯など手抜きで良い、と言ってくれたので手抜きにしたかったのだが、外食と惣菜以外の手抜きが良く分からない。

料理の本を見なくては作れないのだ、そんな人間に「手抜き」「本気」のボーダーなど分からないのである。

しかも、食べるものはしっかり食べたい。

私の朝ご飯はダンナの残した魚の皮、昼はカップラーメンだったのだ。

それから、グレープフルーツ酒の材料を買うだけ買って、まだ放置してある。

明日も時間がないことを考えると、できるだけ今日、作ってしまいたい。

もうひとつ言わせてもらえば、金曜日からゲームをやっていない。

もう我慢の限界だ、こっちも何とかしてくれ。

夜はもう始まっているが、どこまでクリアできるか。

晩ご飯は冷やし中華とナスの炒め物と味噌汁だ。

むずい。