人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

素晴らしい一週間の始まりは、最悪だった

ウダウダウジウジしていた寝起きだが、起きてみればそう悪い気分ではなかった。

何より太陽が眩しいし、酒もしっかり抜けていた。

遅ればせながら働きますか・・・、月曜日はやることたくさんだ。

なのに私は、急に猫のトイレの掃除をしたくなった。

新聞は4日分散らかっているし、掃除機をかけてなかったので床は猫の毛、人の毛だらけだ。

流しも皿と鍋で溢れかえっているし、テーブルの上も散らかっている。

今回私の言う「猫のトイレ掃除」とは、フンニョーをトイレに流してくるという掃除ではない。

砂を全部出して、トイレの容器を風呂場でゴシゴシ洗う、という事である。

なぜだか分からないが、突然ムラムラとそれをしたくなったのだ。

虫の知らせや神のお告げ的な、超自然現象のひとつなのかもしれない。

私は訳の分からぬ力に導かれて、我が家で一番デカくて古い猫のトイレを持ち上げて、中の砂を他の4つのトイレに砂をあらかた入れてしまった。

ここでも「もったいない」である。

こうして老舗のウナギ屋のタレのように、猫のトイレの砂は継ぎ足し継ぎ足しされていくのだ。

空になったトイレは風呂場でゴシゴシ洗った。

これで乾けばトイレ掃除はもう終わりだが、今度はトイレをどかした床の方が大変なことになっていた。

猫の毛が大きな大きな綿ぼこりとなって積もっていたのである。

掃除機で吸い込んだがどこかで詰まったらしく、本体がもの凄く熱くなっていた。

あちこち分解したら、フィルターに大量の猫の毛がささっていて、恐らく他の何物も通さない状態になっていた。

これが月曜日。

何だか素晴らしい一週間の始まりを予感させるではないか。

おっとこれでは分かりにくいね。

猫の毛やフィルター詰まりが素晴らしさを予感させたのではない。

週明けからこんなに働いた自分が誇らしいのである・・・、こまめに掃除していれば、もっと早い時間で終わった掃除だが。

ちょっといつもよりいい気分で会社に出社したが、ロッカーで着替えて出ると、みんなニヤニヤしてこっちを見ている。

・・・嫌な予感。

飲み会の後の週明けである。

記憶はないが、そんなに暴れたような覚えはない。

記憶がないのだから、覚えもなくて当然である。

なんと私は酔っ払って、周りの人にチューEE:AEACFEE:AE595しまくって歩いていたそうである。

超恥ずかしい。超酔っ払いである。

そういえばその後のPでも、初めて会ったべにちゃんさんにもチューEE:AEACFEE:AE595したらしい事が彼女のブログで分かったが、非常に可愛らしい書き方をしてくれていたので、そんな欲求不満の酔っ払いみたいな妖怪になっていたとは想像できなかったのだった。

この場を借りて、べにちゃんさんと会社の仲間にお詫びしたい。

他に誰かいるか??EE:AEB64

42歳にもなって、この酔い方だ。

私は本当に恥ずかしい。

バカも泥酔も、死ななきゃ直らないのだ。

もう飲み会は封印する時が来ているのかもしれない。

事務所の女性に「あの・・・金曜日は・・・その・・・、」と恐る恐る言うと、「あらぁ~、何だか恥かしくて目を見れないワEE:AEAAB」と可愛らしく返してくれたのが嬉しかったが。

・・・もう1回やるか!?EE:AEB80