私に子供はひとりしかいない。
しかし子猫は2匹目である。
まさかの2匹目の子育てに突入した。
我が家に子猫が来た経緯は昨日書いた通りだが、飼い手アンガ夫妻には離乳してから渡すという事になったので、もうしばらく子育ては続く事になった。
ミルクの時期は大変だが、それをはるかに凌ぐ幸福感を得られるのだ。できればミルク親体験をおすすめしたかったが、共働きの夫婦で猫は初めてとの事、安心して育てられる状態まで私が頑張ろうではないか。
と言うことで数年ぶりの猫のお母さんとなるのだが、いやぁ人の子でも良く言われるが、2匹目は楽だねぇ(笑)
やっていることは同じなのだが、適当なセンというのをとれるようになっていた。
以前は「ミルクは何時と何時と何時、夜中の2時は誰の番」みたいにキッチリかつハードに取り組んでいたが、今は「腹減ってんか??じゃやるか??」ぐらいのノリである。
夜中に起きもしないかわりに、あげられる時に何度でもあげている。
ラクな理由は2匹目だという理由だけではない。
エル育てを読んだ方はご存知のことと思うが、エルは病気をしたので大変苦労した。
他を知らなかったからあんなもんかと思っていたが、いま育てているチビクロに比べると、全然飲まないし、小さくてひ弱だった。
それに比べて本当にたくましいので、いい感じに適当になってしまうのである。
だからといって、ほったらかしている訳ではない。その逆で、他に何も手につかない(笑)
フガフガいいながら指を吸ったり、こんなにチビのくせにいっちょまえに喉を鳴らしながら脇やなんかにすり寄ってくる。
ケージに戻すと必死になって鳴く。
ハイハイおチビさんよ、ママはここですよ~~EE:AE5C4・・・な感じで時間は過ぎていくのである。
子育てに関する、色々なことを少しずつ思い出す。
冷めたミルクは飲まないから、湯せんにしてゆっくり時間をかけて飲ませていた。
ティッシュをたくさん使うから安いガーゼを買って、哺乳瓶なんかとセットにしてカゴに入れていた。
もしかしたらまたこんな日が来るかもしれないと思い、しばらくそのセットはとってあったのだが、そんな日はなかなか来なかったのでいくつか処分してしまった後であった。
別れが辛くなりそうだが、甘やかして育てたエルや、そのエルのせいでストレスをためているラとミにもこれ以上負担はかけられない。
車にはねられた猫を病院まで抱いて行った彼のことだ、幸せにしてくれると信じて託す。
そろそろミルク、行っちゃおうかな??EE:AEB80