1989年のヒット曲である。
私の中でTears For Fearsとは、アルバム「シャウト(Songs From The Big Chair )」だ。
あの有名な「シャウト」、それに続く「ルール・ザ・ワールド」に魅せられて聴いたこのアルバムは、期待以上のものを私に聴かせてくれた。
夏だった。
当時まだ10代だったぽ子にとって、夏とは刺激的な季節であった。
ギラギラと照りつける太陽に、TFFのサウンドがマッチする。
それっきりだったが、数年後に耳に飛び込んできたこの曲は、ショッキングと言っても言い過ぎではないだろう。
後期ビートルズを思わせるサイケな雰囲気をまとったこの曲は、以前聴いた彼らの曲とは異なる趣をもっていた。
ググーグジューブなシンセサウンド、叩き込むようなドラム、クラシックのように徐々に変化する流れ。
特に最後の「Time to eat all your words・・・」のあたりが、最高に好きだ。
例によってYou Tubeから持ってきたが、やはりPVは埋め込み無効なので、こんなつまらん画である。
Sowing The Seeds Of Love / Tears For Fears