前回のサウンドからこっちの方面に流してみました。
80年代のディスコでありますEE:AEAC5
ディスコ、という響きがいまやもう古くこっぱずかしいが、ぽ子の青春時代である。
当時新宿にあったガキディスコに一時期通っていたのだが、その頃良くかかった曲だ。
今聴くと何だかピロピロして安っぽいが、当時かなり人気のあった曲である。
ディスコでかかる曲は大きく分けて2種類、ヒットチャートに入るようなメジャーな曲とDJ独自の選曲で通ってなければ知らずに終わる曲がある。
この曲は後者だ。
通っているような人には後者のほうが好まれるが、こういう曲はタイトルが分からずに、適当に「通称」で通したり人づてに聞いて偶然知ることが多い。
この曲も私が初めて聞いた時のタイトルは「Break Me Into Little Princess」というムチャクチャなものであった。
しかしこの曲はかかり始めてから人気が急上昇し、意外と早くちゃんとした素性が知れた方である。
賛美歌を思わせる旋律とオルガンの音色が美しく、どこか「ディスコ」とは相反する部分があるはずなのに上手く融合している。
こっぱずかしい振り付けも、手で十字を切るものであった。
しかしい今ちゃんと聴くと、歌はかなり下手だ(笑)
PVも恐ろしく古臭く、見ているこっちが恥ずかしいレベルだ。
それでもやはり懐かしい思い出が詰まっており、私には大好きな曲である。
80年代のオムニバスが出回るようになったのと同時にあの頃のディスコアルバムも多くリリースされたが、当時苦労して手に入れたこの曲が、今なら簡単に聴く事ができるようになった。
実際私の手元にも3、4枚、この曲の入ったアルバムがある。
あの頃の若いモンが、昔を懐かしがる時代が来たのだ。
アーメン。
Break Me Into Little Pieces / Hot Gossip