前回とても美味しかったので、もう1回行きたいと言っていた店だ。
待ち時間が長いので気合がいるが、今日は「よっし!」という気持ちになったのだ。
今日は二日酔いで汁っぺーものが食べたかったのだ。
「中華そば」と赤辛を。
赤辛は辛味トッピング、黒こしょうベースの黒辛もある。
ちなみに赤辛は、私の後ろの人で売り切れになった。
相変らず若き店主・スタッフの接客は、完璧である。
待ちは長いが、苦痛はない。
写真を見れば分かっていただけると思うが、トッピングひとつひとつに気配りがされている、美しい1杯だ。
中央のにぼしEE:AEB75
ラーメン1杯でも芸術品と思わせる。
味も期待を裏切らない。
ブロンソンのつけ麺をラーメンにしたらこんな感じだろうな、という味だ。
どっしりと重いスープは魚介の風味が強いが、動物系のしっかりしたベースの上に乗っているからか、奥行きがある。
非常に濃厚で粘度が高く、インパクトのあるものだ。
麺はつけ麺よりも細いが、太目の麺だ。
しっかりクッキリしたコシがあり、強いスープと良く合っている。
店主渾身の無添加のナルト。
ジューシーで大きなメンマ。
脂は少ないのに柔らかい、しかし歯ごたえもあるチャーシュー。
どれもひとつひとつが映えている。
みじん切りのネギは何かで和えてあり、これがスープの風味を変えて美味しい。
で、正体は何!?
わからないが(笑)
途中で赤辛を投入。
「味を損なわないように激辛ではない」とのことで、辛さについては「辛味」という程度のアクセントだ。
辛く味付けしたひき肉だが、確かにこれ以上多いとスープのまろやかさが負けてしまいそうなギリギリの線である。
添えられていたカイワレが、思いがけず爽やかさを添えて良かった。
完璧♪とはこの事を言うのだろうか。
ついスープをグイグイ飲んでしまったが、さすがに濃厚で最後にはくたびれてしまった。
ちなみにダンナはタイプBというつけ麺を頼んだが、タイプBとは「甘め・魚介強め」だそうな。
しかしどちらもそれほど突出してはいなかった。
ぽ子評価です。5段階でオール5であります!!
「中華そば」
赤辛&黒辛