人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

転職

たまげた・・・。

今日も仕事は休みで、酒も抜けたし1日頑張っぺ、と掃除を始めたのだが、テーブルの上にぽ子の給料明細が乗っていた。

おお、忘れておった、サッサと見てしまっちまわないと。

・・・・・34430円・・・・・。

仕事がないために出勤時間が減っている上、ゴールデンウィークで9日間も休んだのだ。

覚悟はしていたが、これでは食費にもならない。

不景気と騒がれて久しいが、ぽ子の勤めている会社は比較的その波は遅く来た。

仕事が減ったのは年が明けてからだが、もうちょっと待とう、もしかしたらもうすぐ景気が良くなるかも、と様子をみていたのだ。

気がついたら5ヶ月が過ぎていた。

現在ぽ子の部署のパートは4人だが、実質1人で済む仕事を4人で分割している。

なので午前1人、午後1人である。

休日は週に土日を含めると4日、ぽ子の仕事は午後だけだ。

ひとりは辞めた。

7年も勤めていたのに、このフットワークの軽さには驚いた。

「私の分の仕事が、みんなに少し渡ると思うよ」という悲しい言葉を残して去っていったが、実際その通りなのである。

誰かが辞めればその分残った人に回るのだ。

ワーキング・バトルロワイヤルである。

最後に残る1人になれば充分な仕事が回ってくるが、一緒に働いてきた仲間が辞めるのを願う気持ちには到底なれない。

かと言って自分が辞める気にもならないのだ。

仕事がないのは困るが、休みは取りやすいし環境もいいし、仲間もいい人ばかりだ。

社長と専務は良く飲み会や旅行を企画してくれるアットホームな職場でもある。

ついズルズルとここまで来てしまったが、もし私が私自身にアドバイスをするなら、「早く新しい仕事に移れ」である。

仕事とは働いて給料をもらうところである。

環境も仲間も本来、二の次じゃないのか。

しかし、今の職場に留まる道も、なくはない。

減った給料の分を切り詰めるのである。

そもそも贅沢もしていなかったが、節約もしていなかった。

「仕事を辞める」と宣言するつもりで書き始めた記事だったが、やっぱりもうちょっと頑張ってみようかと思う。

ハハハ・・・。