おはようございます、エブリバデー。
昨日は手抜き更新してしまったので、罪滅ぼしのつもりで今日は朝の更新だ。
8時48分。
天気、晴れ、コーヒー。
今日も休日のぽ子である。
おとといの事を書こうと思う。
携帯から更新したら途中から切れちゃったあの日である。
あの日は駅前でダンナと落ち合って飲んだのだ。
まぁ軽くね、というつもりであったはずだが、サラッとボトルを1本空け、私もダンナもゴキゲンであった。
酔った勢いでダンナはカッコいい事を言い、酔った勢いで私はダンナがカッコいいと感動していた。
幸せな夜だったのだ。
そこで終わっておけば、の話だが。
ボトルも空いたし、家には大量に作った牛スジの煮込みもあるし、私達は店を後にすると駐輪場に向かった。
駐輪場は駅から5分ほど歩いた先にあるのだが、その途中にあの店がある。
前回初めて入ったにも関わらず店で泥酔し、ハデにやってしまったあの音楽バーである。
右に曲がればその店はある。
「・・・止めたほうがいいよね。」
「・・・でもちょっと気になるね。」
「お店の前に行くだけなら・・・。」
何のために店の前にだけ行くのかわからないが、今思えばその時点でもう気持ちは決まりつつあったのだろうと言う気がする。
レディースデー。女性ワイン飲み放題・1500円。
あぁ、神様が背中を押している。
男性のダンナには前回入れたボトルがある。
と、そこで自転車に乗った男性が店の前で止まった。
「あれ~~??何してるんですか、入らないんですかぁ??」
彼は前回一緒にセッションをした人であった。
ニコニコと善良そうな人懐っこい表情。
そしてまたその扉を開けてしまうのである。
目が覚めたらベッドの上であった。
途中からきれいに記憶がなかったが、それもそのはず、私は最終的にはトイレで寝てしまい、ダンナに抱えられて寝ながら帰ってきたそうだ。
店に入った時にはまだ余裕があった。
むしろ店の前で会った彼を見て「まぁこの方酔ってまんなぁ。」と高いところから見ていたぐらいである。
それがいつからか逆転した。
飲み放題のワインを勝手に冷蔵庫から注いで飲み、厨房に入ってコップを洗った。
何をやってるんだ、ぽ子は。
演奏はしなかった。
ピアノの音が小さくて聞こえなかった事もあったが、この日のメンツはムチャクチャ上手い人ばかりで私の出る幕などなかったのだ。
神技の若いドラマーとギタリスト。
スパニッシュギターの講師、フランス人のシェフ・ドラマー。
店の前で会った善良な市民・白ヤギさんはギタリストだが、彼は歌っていた。
明らかに誰かの曲の激うまコピーなのだが、気付いていないようで歌だけ彼のアドリブである(笑)
スパニッシュ、白ヤギさん、シェフ、ダンナ、マスター、スパニッシュ、白ヤギさん、シェフ、ダンナ、マスター・・・。
グルグルグルグル・・・・・。
ははは(汗)
次はあるのだろうか。
「本当に昨日は大変だった・・・。」
酔いつぶれてただの物体と化した私を担ぐのは至難の業だったらしく、悪酔いして暴れられるに匹敵する苦労があったらしい。
そういう彼も「昨日は弾かなかった。」と涼しい顔をして言っていたが、私は彼が弾いている姿をしっかり覚えている。
音が聞こえなかったので、アンプをいじりに行った記憶があるから間違いない。
その時の様子を話したが、彼は全く覚えていないとショックを受けていた。
次はあるのだろうか。
牛スジは腐ってしまった。