最後に観た宮崎駿の作品は、「千と千尋の神隠し」である。
珍しく劇場に観に行ったのだが、大変気に入ってDVDまで買った。
これは、ケチなぽ子家としては破格の待遇である。
その後の作品を観てないね、と言うことでこのハウルを借りたのだった。(・・・んじゃないかと想像する。私じゃないのだ。)
魔法をかけられて老婆になってしまったソフィ。
その魔法をかけた荒地の魔女も、王室の魔女によってすっかり毒気を抜かれてしまい、今や一緒に住む仲間である。
ソフィの魔法を解く鍵は?
「心臓を食べる」と恐れられていたハウルは、愚かな戦いから大切なものを守るために、今日も自分を犠牲にして空を飛ぶ。
彼が最後に守りたいと思ったものは?
正直に言う。
イマイチだった。
「もののけ姫」も、絶賛された割には私にはダメだった。
どの作品もそうだが、独特の世界観についていけないのだ。
もともとリアリティのない映画や本はあまり積極的に見ない方だが、このように理解の域をあまりにも超えてしまうと、ストーリーを吸収できなくなってしまう。
きっと作り手としては、将来のある子供達に様々なメッセージを込めているのだろうが、そちらに比重がかかってしまったのか、ストーリーの面白みがイマイチであった。
キャラクターの個性は相変わらず愛すべきところがあり、微笑ましく観ることができたのだが。
ぽ子のオススメ度 ★★★☆☆
ダンナのオススメ度 ★★★☆☆
ぶー子のオススメ度 ★★★☆☆