人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

魔法にかけられて

映画の予告で知った時から観たかった作品だ。

もし、おとぎ話の登場人物が現代社会に迷い込んだとしたら、どうなるだろう?

             

    監督:ケヴィン・リマ

    キャスト:エイミー・アダムス、パトリック・デンプシー

魔法の国「アンダレーシア」で王子との結婚を目前にしていたジゼルは、王子の継母の魔法により現代のニューヨークに放り出されてしまう。

それを知った王子も後を追ってニューヨークを探し回るのだが、彼らはおとぎの国の人間。

ミュージカルのように突然歌いだしたり、道路の真ん中で大きな剣を振り回したり、どうしても目立ってしまう。

ジゼルは弁護士ロバートに助けられはしたが、彼はこの頭のおかしい女の子を早くどこかへやってしまいたい。

翌朝には恋人がやってくるのだ。

一方王子も継母の手先の妨害により、なかなかジゼルを見つけ出すことができない。

彼らは無事に会っておとぎの国に戻り、結婚することができるのだろうか?

もうとにかく面白かった!

ジゼルと王子のバカがつく程の純粋さが笑いを誘う。

彼らが美しく夢があるのはおとぎ話の中だからであり、あんなのがその辺にいたら完全に浮いて笑いの的なのだ。

そこへジゼルの友達のリス、ピップの愛らしさが暖かい。

対照的に継母の使いナサニエルの悪役ぶりがまたハマッていて笑える。

しかし笑って終わるだけではない物語だ。

ちゃんと問題が起こり、ちゃんとディズニーらしく気持ち良く解決する。

観終わったときにハッピーな気持ちになれる、ディズニー作品のお約束だ。

ストーリー上では継母の魔法にかけられてしまうジゼルだが、実際にはジゼルの純粋なハートの魔法に、周りのみんながかけられたのではないか、そんな風に思う。

ぽ子のオススメ度 ★★★★★

ダンナのオススメ度 ★★★☆☆ 無難か。ジゼル(笑)

ぶー子のオススメ度 ★★★☆☆ 無難っちゃ、無難