娘ぶー子は一度観ているのだが、オススメとの事で借りてみた。
「300」。ジャケットはドン引きだが。
監督:ザック・スナイダー
キャスト:ジェラルド・バトラー 、 レナ・ヘディー
「敵国から祖国を守る」という、至極シンプルなストーリーである。
しかし何が凄いって、敵100万の兵に対してスパルタ軍はたったの300人で挑むのだ。
ただし、単なる300人ではない。
スパルタの男達は、戦うために存在しているのだ。
生まれたときから選別され、立ち上がることができるようになればそこから厳しい訓練が始まる。
当然、戦闘に対する意識も他国とは断然に違う。
彼らには「撤退」「降伏」はない。
死ぬ事すら栄光なのだ。
「強い」という事が、こんなにも美しい事だと思ったことはなかった。
そこへ映像美である。
セピア調の映像はどこか神話めいた雰囲気をかもし出している。
その中でスパルタ軍の赤いマントが翻り、舞うように敵を倒していくのだ。
言葉にすると陳腐だが、本当にそれだけの事が目を惹きつけて離さない。
すっかりストーリーに溶け込んでいると、自分も国を守る正義に燃えてくる。
戦いのシーンでは心拍数が上がっていくのが分かった。
100万対300。
どうなるかは、ぜひ実際に観てもらいたい。
ぽ子のオススメ度 ★★★★★
ダンナのオススメ度 ★★★★☆ 展開に釘付け
ぶー子のオススメ度 ★★★★★ 凄すぎる映像美