ウォーキングのコースは食い物で決まる。
今日は何が何でも池袋のラーメン屋に行きたかったから、そこから近いコースに。
家にあるウォーキングのガイドブックから選ぶ。
スタートは護国寺である。池袋から有楽町線でふた駅。
だからスタート地点まで歩いたのだが、スタートに着く前に疲れてしまった。
しかしここまで来て、止める訳にはいかない。
スタートまで行って帰ってくるって、どんなウォーキングだっつの。
しかし今回は坂が多く、疲れてから歩くにはちょいとキツいコースであった。
途中でたくさんの猫に会えたのは嬉しかったが。
子猫。
触らせてくれた。
側に兄弟とお母さんらしき猫もいた。
護国寺(こっちは寺のほうね)にいた猫は、のんびり暮らしているみたいで平和だ。
どこの町もそうだが、1本路地を入るだけでもの凄く古い町並みになったりして、本当にウォーキングはおもしろい。
古い家が好きなぽ子は写メりたいのだが、古くたってよそ様の家だ。
やはりそう簡単に撮れるものではない。
古いから撮らしてくれと断る訳にもいかないし。
大きなビルや洒落た店の前を通り、崩壊しかかった古い家の間を抜け、たくさんのノラ猫に挨拶していく。
疲れたけど、本日も楽しかったであります。
帰りに池袋の西武の地下で(間違えて「西部の鹿」と入力したぽ子である)、ぶー子の熱いリクエストのあった大福を買って行く。
洋風の小さなもち大福だ。
「4種類を3人=4×3=12個」であったが、実際に買ってみると箱が2箱になり、明らかに前回よりも多い。
買ってから思い出したが、前回は1つの大福を3人で食べたのだった。
GOD、大福に2千円もかけてしまった。
しかし反省するでもなく、清瀬では焼き鳥を買った。
最後の2本のハツを注文すると、横に並んでいたおっさんが、「あぁ、なくなっちゃった・・・。」と言った。
よほど、「じゃあハツはいいです。」と言おうかと思ったが、時間というものは容赦なく流れているのだ。
「1400円ね。」
(どうしよう、ハツ、おっさんにやるか?)
しかし金を請求されているので手を止める訳にもいかず、払ってしまったらにはもうハツはいらないとも言えず、後味悪かったす。
おっさんよ、言ってもしょうがない事を言わないでくれ。
今でも耳に「あぁ、なくなっちゃった。」というおっさんの声が、呪いのようにこだましている。
眠い。疲れた。
今日飲むと明日辛くなるのはわかっているが、こんなに歩いたんだから飲みたいじゃないか。
しかし、おととい観てる途中で寝てしまったDVDを、「いつ観るの」「今日観るんでしょ」と皆でプレッシャーをかけてくる。
これを返さないと次のを借りれないからだが、どうせ次の金曜まで観る機会はないのだ。
「あぁ、なくなっちゃった」だとか「いつ観るの」だとか、あんまりいじめないで欲しいぽ子である。
眠い。