人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

池袋、猫、大福

ウォーキングのコースは食い物で決まる。

今日は何が何でも池袋のラーメン屋に行きたかったから、そこから近いコースに。

家にあるウォーキングのガイドブックから選ぶ。

スタートは護国寺である。池袋から有楽町線でふた駅。

だからスタート地点まで歩いたのだが、スタートに着く前に疲れてしまった。

しかしここまで来て、止める訳にはいかない。

スタートまで行って帰ってくるって、どんなウォーキングだっつの。

しかし今回は坂が多く、疲れてから歩くにはちょいとキツいコースであった。

途中でたくさんの猫に会えたのは嬉しかったが。

子猫。

触らせてくれた。

側に兄弟とお母さんらしき猫もいた。

護国寺(こっちは寺のほうね)にいた猫は、のんびり暮らしているみたいで平和だ。

どこの町もそうだが、1本路地を入るだけでもの凄く古い町並みになったりして、本当にウォーキングはおもしろい。

古い家が好きなぽ子は写メりたいのだが、古くたってよそ様の家だ。

やはりそう簡単に撮れるものではない。

古いから撮らしてくれと断る訳にもいかないし。

大きなビルや洒落た店の前を通り、崩壊しかかった古い家の間を抜け、たくさんのノラ猫に挨拶していく。

疲れたけど、本日も楽しかったであります。

帰りに池袋の西武の地下で(間違えて「西部の鹿」と入力したぽ子である)、ぶー子の熱いリクエストのあった大福を買って行く。

洋風の小さなもち大福だ。

「4種類を3人=4×3=12個」であったが、実際に買ってみると箱が2箱になり、明らかに前回よりも多い。

買ってから思い出したが、前回は1つの大福を3人で食べたのだった。

GOD、大福に2千円もかけてしまった。

しかし反省するでもなく、清瀬では焼き鳥を買った。

最後の2本のハツを注文すると、横に並んでいたおっさんが、「あぁ、なくなっちゃった・・・。」と言った。

よほど、「じゃあハツはいいです。」と言おうかと思ったが、時間というものは容赦なく流れているのだ。

「1400円ね。」

(どうしよう、ハツ、おっさんにやるか?)

しかし金を請求されているので手を止める訳にもいかず、払ってしまったらにはもうハツはいらないとも言えず、後味悪かったす。

おっさんよ、言ってもしょうがない事を言わないでくれ。

今でも耳に「あぁ、なくなっちゃった。」というおっさんの声が、呪いのようにこだましている。

眠い。疲れた。

今日飲むと明日辛くなるのはわかっているが、こんなに歩いたんだから飲みたいじゃないか。

しかし、おととい観てる途中で寝てしまったDVDを、「いつ観るの」「今日観るんでしょ」と皆でプレッシャーをかけてくる。

これを返さないと次のを借りれないからだが、どうせ次の金曜まで観る機会はないのだ。

「あぁ、なくなっちゃった」だとか「いつ観るの」だとか、あんまりいじめないで欲しいぽ子である。

眠い。