「カワイイ♪」
理由はこれだけである。
テレビで観たロ-ドショウの宣伝の感想だ。
ペンギンが踊っていた。
ぽ子は動物全般、何でも好きだが、ペンギンはかなり好きな方だと思う。
月に借りれるDVDは8枚までなのだが、それでも何だか借り放題のように錯覚していて、こんな小さなきっかけでもガンガン借りたいリストに載せているぽ子一家であった。
さて、ハッピーフィート、日本語にすると、しあわせあんよ、である。
南極大陸に生れ落ちたペンギンのマンブルは、「心の歌」を歌えない障害のある子であった。
その代わり、タップダンスがもの凄く上手いのだが、そんなものは誰にも理解されず、
「食料の魚が減っているのはエイリアンのせいだ!」と人間による乱獲を長老に知らせようとした事から遂には異端児扱いされ、コロニーを追い出されてしまう。
追い出されたマンブルは、途中で仲良くなったアデリーペンギンの仲間達と、人間の痕跡を探しに旅に出ることになった・・・。
「カワイイ♪」という部分では裏切らなかったが、正直ストーリーは、う~~~ん、子供向けで、入り込めなかった。
ミュージカルのように、歌にダンスが満載だが、リアリティがなく、興ざめ。
ただ、曲が70年代だろうか、懐かしい感じの曲が多く、そういった部分で親子で楽しめる作品かもしれない。
踊るペンギンを見て、「食物連鎖を歪ませたのは我々人間だ!!」と世界中が大騒ぎになったのには唖然としてしまった。
夢があっていいが、ここまで強引だと、大人は冷める。
とは言え、ペンギンは文句なしにかわいい。
環境、いじめ、マイノリティ、様々な問題を織り込んでいて、子供にはぜひ観て欲しい作品である。
ぽ子のオススメ度 ★★☆☆☆
ダンナのオススメ度 ★★★★☆ 「CGきれい。いい話。」
ぶー子のオススメ度 ★★★★☆ 「CGきれい。楽しめた。」