人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子53歳。

 

<拍手機能について>拍手機能を外部から追加しましたが、反映するまでタイムラグがあるようです。励みにしてますので、ご理解いただいた上でポチっていただければ嬉しい限りです。よろしくお願いします。なお、拍手機能はスマホ版に表示されていないようで、使用できない方には申し訳ありません。

眠すぎだ

・・・と言う訳で、昨日も飲んでしまった。

やはり寝る頃の記憶がなく、とうとう3日続けて飲み過ぎたという事になる。

朝ご飯にはパンを買ってあったし、ダンナは早出だし、全く起きる気になれなかった。

やっと9時に起き出したが、飲み過ぎでダルく、エルを連れてサッサとベッドに戻ってしまった。

エルは振り返りながら先を走り、寝室のドアが開くと一目散に飛び込んでいく。

そのままベッドに飛び乗り、枕元に来るとこちらを振り返る。

誘っている。

この頃エルは、布団の味をしめてしまった。

寒くなると布団に入ることはこれまでもあったが、この頃はもう「寒いから」ではなく「布団がいいから」という感じである。

それ程眠くもなかったけど仕方がない、と言うかラッキー♪と言うか、私は布団を持ち上げ足を入れる。

エルも一緒にズンズン入り、まずは毛布に噛み付いてリラックス。

猫がタオルやニットなどに吸い付いてゴロゴロいう事は良くあるが、エルの場合はギュウゥと音がするぐらいに噛み付く。

母親を知らずに哺乳瓶でミルクを飲んでいたからか。

このあたりから大型のディーゼル車のエンジンのように、喉をゴロゴロ鳴らし始める。

クールでつれないエルなのだが、なぜかこの頃こんな感じなのだ。

それに飽きると、クルッと体を丸めて、私の胸元あたりで寝るのだ。

エルはいつまでもゴロゴロいっている。

それを聞きながら、私の意識も遠のいていく。

無理だよ、これで起きるなんて、無理だよ・・・。

一応10時半に目覚ましが鳴ったが、その頃エルはお腹をを丸出しにして仰向けに寝ていた。

かわゆいッ、起きるもんか。

目覚ましの時間を11時にして、再び目を閉じる。

次にそいつが鳴った時には、エルは枕元に移動していた。

私の肩と枕と布団に埋もれるように、ピッタリ密着して、頭は逆さまにして寝ていた。

もうね、これ、起きれないでしょ。

自分がグウタラ呼ばわりされてエルが幸せに寝れるなら、それでいいよ、私は。

それで起きるのが11時半になった訳だ。

12時45分には仕事に出なくてはならないから、限界である。

ゆっくり体を起こすと、また布団の隙間から入り込んできた。

ハイハイどうぞ、いらっしゃい♪

エルはゴロゴロいって丸くなる。

そこを毛布で軽く包み込んで、私はそっとエルを置いて起きたのだった。

ふぁ~~~、何にもできなかったな、午前。

テーブルを見ると、空のワインボトル、缶ビールにサワー缶、日本酒の瓶が2本、空のと飲みかけと。

まったく昨日も良く飲んだね。

リビングのテーブルには、ゲームの攻略メモが、汚い字で書き殴ってある。

このゲームもとうとう最後のミッションまできたが、金曜日から飲み続けなのでいつも酔っていて、なかなかクリアできないでいる。

時間がないから朝風呂は止めにするつもりだったが、そう決めたら今度はどうも頭がもの凄く臭いような気がしてくるのだ。

以前「この距離でも臭ッ!!」と娘ぶー子に言われた事があったのを思い出した。

そんなセリフを家族以外の者に言われたくはない。

12時45分には家を出たいのだが、11時45分にシャワーだ。

お腹は全く空いてなかったが、胃から口から日本酒の熟成されたような臭いが漂ってる気がしてならない。

何か食べてこの臭いを消さないと。

ご飯は炊いてない、パンは二日酔いにキツい、あとはレトルトのおかゆかサッポロ一番みそラーメンだ。

私はダイエットをしているのだから、この場合、喜んでおかゆで済ますべきなんだろうけど、「どうしよう」「どうしよう」といいながら鍋に湯を沸かしてしまった。

結局今日も「サッポロ一番みそラーメンぽ子スペシャル」だ。

ちなみにそれはどういうものかと言うと、出来上がったら豆板醤とこしょうをタップリ入れて卵を落したものだ。

これにキムチや納豆が入ると「スペシャルスペシャル」になる。今、命名。

12時半ごろ、エルが寝室から戻ってきた。

ぐげえ~~、とつぶれたような声で鳴かれると、なぜか早く何とかしなくちゃ、という気持ちになる。

急いでドアを開けると、弾丸のように飛び込んで来た。

このようにエルは部屋の出入りがすばしっこいので、良くすり抜けて部屋の外に出てしまう。

そうするとそのまま駆けていくので、捕まえるのが難しい。

先日もぶー子とダンナが外から帰ってきたときに、ドアが開くとサササッとすり抜けて、2階に上がってしまった。

「おとーさん!!エル上がっちゃったよ!!早くしないと大変なことになるかもよ!!」

エルを捕まえに行くのが面倒なぶー子は、何とかダンナを動かそうと必死だ。

「・・・で、大変って何?」

ダンナは目もくれずに落ち着いて言う。

「大変かもだよっ、だから、あー、エルが爆発するかもしれないし!!」

エルが爆発!!そりゃ大変だ。

結局笑っただけで誰も動かなかったので、自力で捕まえてきたが。

風呂場に閉じ込める事もしばしばだ。

チョロチョロッと入ってくるので、全然気がつかないのだ。

そのまま仕事に行ってしまった事もある。

まぁ今日は向こうから飛び込んで来てくれて良かったが。

いつも通りに家を出たら、所々まだ道が凍っていて、時間がかかってしまった。

タイムカードを切ったのは12時59分だった。あぶねー。

明日はもう道は大丈夫だろうか?

課長は転んで骨折して、入院してしまった。

油断は禁物、明日は少し早く出よう。